里山の春便り、縁起物のコバンソウ(小判草)

コバンソウ

小判のような穂をつけることから、その名も「コバンソウ」。

5月21日に近所で撮影した一枚です。縁起物なので載せてみました。

今の時期に道端や公園で見かける植物なのですが、犬はこういう草むらに顔を突っ込んで遊んだりするのが好きですよね。10代の頃に犬を飼っていた時は、初夏の散歩で毎日のように見ていた記憶があります。

あれから犬と暮らすことも無くて、当時のような目の高さで見ることもなかったから、久しぶりにゆっくりとコバンソウを見たような気がします。

コモチマンネングサ

こちらも道端で咲く花です。まるで地上の星みたいなコモチマンネングサ


ヤマボウシ

この日は雨上がりの朝で、近所の公園ではヤマボウシの花が咲いていました。

ヤマボウシは初夏の花なんですよね。そろそろタイトルを「春便り」から「夏便り」にしないといけないのかも…


公園の木

公園の木。下にドングリが落ちていたけど、何の木だろう?


アヤメの花

最後に、近所の人が公園や道端に植えてくれている花をご紹介します。
遠くから撮っていますが、模様からしてアヤメの花ですね。


バラの花

こちらはバラの花。ちょうど花が咲く季節ですよね。バラの好きな方の玄関や花壇で見かけては、そのゴージャスさに気持ちがぱっと明るくなる花です。

カラーの花

カラーの花。やっぱりもう初夏ですね。

カラーの花と言えば、清流で知られる米原市醒井(さめがい)の地蔵川の畔で、初夏になるとカラーの花が咲くのを思い出します。場所は駅から歩いて醒井宿への入り口に当たる、地蔵川の居醒橋近くです。

醒井は今どんな感じかな?米原へもしばらく行っていないので、恋しいです。


道端の花壇

道端を彩ってくれる花たちと、手入れしてくださっている方々に感謝です。

バラの花

◇撮影日:2020年5月21日
◇撮影地:滋賀県南部(草津市~大津市南部)
Copyright(c) Jun Kanematsu/junphotoworks.com(兼松純写真事務所)

※2020年2月以降、当ブログ初公開の写真(以前撮影を含む)を掲載しています。
堅田にも行けないので、自宅と事務所の有る草津市~大津市南部で撮影しています。

次回は、里山の春便り(としては多分最終回になる)「我が家の庭の花」をお送りします。早咲きのアジサイが妖精のように咲き始めました!

 





サツキツツジの名刹:東海道水口にて大池寺蓬莱庭園、石部から野洲川渡って正福寺(滋賀県甲賀市~湖南市)

大池寺庭園-1(5月の頃)

大池寺庭園

滋賀県南部でもサツキ(サツキツツジ)が咲き始めました。

ツツジとの違いはというと、ツツジよりも小さな花で、ツツジよりも遅く咲く花です。植え込みによく使われているので、親しみを持って眺めている方は多いのではないでしょうか。

昨今なかなか遠出もできないので、バックナンバーから、サツキの見事な庭園をご紹介します。いずれも白洲正子さんの随筆『近江山河抄』に掲載されている名刹です。

以前(2013年~2014年を中心に)、『近江山河抄』の舞台となった場所を個人で撮影しながら回ったことがありまして、2013年当時と2016年頃に再訪した時の写真です。

滋賀県甲賀市水口町の大池寺

大池寺庭園-2(6月、サツキの咲く頃)

蓬莱庭園と呼ばれる大池寺庭園は、5月下旬から6月にかけて咲くサツキで知られます。小堀遠州の作と伝わるシンプルな庭園で、白砂は海を、サツキの刈込みは波と宝船を表しています。中に七つの石と小さな刈込があり、七宝と七福神を象徴しているとの事。

『近江山河抄』より、水口と大池寺のくだり(名文)を一部ご紹介します。

東海道は、草津で中山道とわかれて南下するが、一番はじめにくる主要な町が水口(みなくち)である。(中略)

水口の北には、聖徳太子の建立による大池寺という寺があり、緑したたる丘陵の間に、建つ姿は、旅人の姿をひく。現在は禅宗の寺になっているが、書院の奥には目ざめるような枯山水の庭があり、小堀遠州の作と伝える。(中略)

白砂をしきつめた中に、つつじの刈込みが変化のある起伏をみせており、見ようによっては近江の遠山とも、湖水に横たわる竜神のうねりのようにも映る。(白洲正子『近江山河抄』

近江路1(東海道水口と大池寺)~白洲正子「近江山河抄」の舞台を歩く(25)


滋賀県湖南市(旧・甲西町)の正福寺

正福寺の石仏とツツジー1(滋賀県湖南市)

正福寺の石仏とツツジー2(滋賀県湖南市)

正福寺(しょうふくじ)は、1250年前、聖武天皇の勅願で良弁によって開かれました。

5月下旬から6月上旬には、境内奥の石仏を取り囲むようにサツキの花が咲きます。

開基当時は七堂伽藍を完備し、僧坊18、公衆12人を属していたというから大寺院でした。本尊の胎蔵界大日如来は、金粛大菩薩(良弁)の一刀三礼の彫刻という秘仏です。

元亀年間(1570年)に織田信長と佐々木六角の兵火に遭い、一山諸堂僧坊は焼失。本尊の大日如来や、十一面観世音菩薩など(いずれも重要文化財)は難を逃れました。山号は大乗山で、明暦年間に浄土宗に改宗しています。

余談ですが撮影当時、石部駅で電動自転車を借りて(駅のレンタサイクル)、交通量の多い車道を進みながら野洲川を越えました。ちょうど麦秋の頃でした。坂道を登り、菩提寺(地名)で右折した後は、一転して車とすれ違うのが怖い道幅の道。延々と進んでようやく到着したのを、今でも覚えています。

紫香楽の宮6(失われた奈良の文化圏を追って、正福寺と廃少菩提寺)~白洲正子「近江山河抄」の舞台を歩く(23)

『近江山河抄』は昭和49年に出版された、近江(滋賀県)の優れたガイドブックです。

 

残念ながら40年以上が経過し、出版当時とは変わってしまっている部分もあるため、滋賀で生まれ育った人間が実際に歩いて、地図をつけて当ブログに掲載しました。

何かの形でまとめられたらいいと思っているのですが…なかなか機会がなく今日に至ります。それでも、その間多くの方に地元の風景を写真で見ていただけたことは、掲載してみて本当に良かったと思っています。

「近江山河抄の舞台を歩く」目次

Copyright(c) Jun Kanematsu/junphotoworks.com(兼松純写真事務所)

里山の春便り、散歩道での1か月(桜の花からサクランボの実る頃まで)

桜

今年は春が早くて、4月の初めには桜が咲いていました。

自宅や事務所から歩いて行ける距離で、限られた時間、限られた場所ではありますが、桜の花からサクランボの実る頃まで1か月の景色を並べてみました。

前回(庭で撮影)の姉妹編として、散歩道より、ほぼ同時期の風景を掲載します。

桜と坂道


リョウブの新緑

里山の春、ハート形の葉に包まれる森でご紹介した、リョウブの新緑です。
未掲載写真になります。

下記は、新緑とコバノミツバツツジの花です。躍動感に包まれた春の色そのもの。

新緑とコバノミツバツツジ


シャボン玉

夕方の公園で、シャボン玉を作って子どもさんを楽しませるお父さんに出逢いました。
幻想的な光景に、通行人が皆、足を止めて見入るひとときでした。


道端で咲く花

公園の近くの柵の下で、可憐に咲く花たちに出逢ったのは、4月の終わり。


ツツジと新緑

植込みのツツジが咲き始め、緑が一段と濃くなった5月初めの写真です。

イチョウの葉

公園のイチョウの木に、かわいらしい葉っぱが!青空になった日に撮影。

花

風に花が揺れています。どうしてこんなに心に沁みるんだろう。

タンポポの綿毛

タンポポの綿毛がいっぱい。公園で見つけた小さな春です。

さくらんぼ

公園の桜の木に、さくらんぼが実っているのを発見!
里山の春、桜のつぼみふくらむでご紹介してきた同じ木の、さくらんぼです。

近隣の山々

冒頭の高台からも見える、近隣の山々。また行ける日を信じて眺める日々です。

↓バックナンバーより、2020年春の移り変わりです。↓

里山の春、桜のつぼみふくらむ

里山の春便り、桜の花満開。畑のスナップエンドウの花、ヤマザクラの大木と新緑の山

里山の春、ハート形の葉に包まれる森


◇撮影日:2020年4月6日、9日、11日、28日、5月4日
◇撮影地:滋賀県南部(草津市~大津市南部)
Copyright(c) Jun Kanematsu/junphotoworks.com(兼松純写真事務所)

※2020年2月以降、当ブログ初公開の写真(以前撮影を含む)を掲載しています。
堅田にも行けないので、自宅と事務所の有る草津市~大津市南部で撮影しています。

次回何を載せるかは未定ですが、今後も近況報告を兼ねて随時更新しますね。