石を巡る旅5:石英の壁が続く白の洞窟(湖南アルプス/滋賀県)

湖南アルプスの山並み

今回の舞台は湖南アルプスの金勝山系です。

前回までの舞台は、鉱物の産地で知られる滋賀県大津市の田上山系でした(中沢晶洞・笹間が岳・不動寺A晶洞)。

この田上山系と同じく湖南アルプスと呼ばれる国有林が滋賀県栗東市の金勝山系へ続いています。この山中に廃鉱山跡とでも呼んだらいいのでしょうか、謎の洞窟があるので一緒に見て欲しいと言われて出かけたのが今年の春でした。

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紫香楽の宮3(かくれ里「金勝」。大野神社から金勝寺里坊、金胎寺から金勝寺へ)~白洲正子「近江山河抄」の舞台を歩く(20)

大野神社参道入り口

草津から南下すると金勝という村に出る。小さな集落が点在する中を縫っていくと立派な神社が次々とあらわれ、名称は忘れたが、いずれも鎌倉か室町のすぐれた建築である(白洲正子『かくれ里』

この神社が、滋賀県栗東市荒張にある大野神社と、隣の春日神社だと考えられている。大野神社は、金勝寺(こんしょうじ)西参道の起点で、かつては起点を示す丁石があった。その丁石(五十丁石)は盗難に遭って現存していない。

金勝(こんぜ)の里については、白洲さんの代表作『かくれ里』に詳しい記述がある。
『かくれ里』に書かれたコースをたどって、大野神社から金勝寺まで山道を登ってみた。

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紫香楽の宮2(奈良平城京の鬼門・金勝寺と狛坂磨崖仏/知られざる金勝の石仏たち)~白洲正子「近江山河抄」の舞台を歩く(19)

金勝寺正面参道と仁王門
滋賀県栗東市の山中に、奈良の都を守護するために建てられた寺がある。
平城京の鬼門(北東)に位置しており、寺は奈良を向いて建てられている。
その事は、殆ど知られていない。

この地は「西の比叡山、東の金勝寺(こんしょうじ)」と言われた湖南仏教の中心地だった。比叡山が京都の鬼門に当たり、京都を守護するのと対照的である。

木造仁王立像(金勝寺仁王門)
天平5年(733)、聖武天皇の勅願により、良弁(ろうべん)によって金勝寺は開かれた。
良弁は近江出身で、奈良の大仏を造営した功績で東大寺の初代別当となった僧である。

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写真ブログ「Katata/堅田」|赤く熟したウメモドキの果実 Japanese winterberry ~tree・flower/木・花 043 #shiga #japan #photo

赤く熟したウメモドキの果実 

とても可憐な木です。
赤く熟した小さな実が木いっぱいについていて、不思議な存在感がありました。
家に帰って調べたら、「ウメモドキ」という、モチノキ科モチノキ属の落葉低木でした。

英名はJapanese winterberry。雰囲気にぴったりの名前ですね。
ウメモドキは庭木、鉢植、盆栽、活け花に使われるとのことです。(ウィキペディア

今日はこの一枚で。


tree・flower/木・花  「赤く熟したウメモドキの果実」
2011.10.18撮影■撮影地:滋賀県栗東市荒張(金勝山県民の森)

“Japanese winterberry( Ilex serrata )”
Photography by J.Kanematsu.October 18, 2011.


堅田の風景動画(短編集・Silent Movie)
動画・2009.5.14献撰供御人行列(Silent Movie)