大乗寺の酔芙蓉(京都市山科区/2018年10月25日午前撮影)

大乗寺の酔芙蓉-1/Hibiscus mutabilis at Daijyo-ji temple

出会いは突然に、大乗寺の酔芙蓉:

先日来、京都から東京に向かって旧中山道を歩いている。京都~草津間は旧東海道と共通なので、旧東海道といったほうがわかりやすいかもしれない。

京都の三条大橋を出て最初の難関は、日ノ岡峠(蹴上~御陵の辺り)から山科への道である。上って下る高低差のある区間で、その日(10月7日)は気温湿度共に高く、歩くだけで精一杯だった。  続きを読む →





初秋の京都、東海道/中山道を歩く(中山道69次序章)―蹴上インクライン周辺の紅葉―

蹴上インクライン周辺の紅葉-1

久しぶりの更新になります。皆さまお変わりありませんか。

先月の台風等で周囲が被災したり、私の運営する災害時の情報支援サイトの移転作業があったりして、慌ただしくしていました。ブログを更新出来ることは幸せなことだと実感する今日この頃です。

さて今回掲載するのは、10月7日(日)に主に京都市東山区の蹴上インクライン周辺で撮影した写真です。 続きを読む →

大津の京2(天智天皇山科陵) ~白洲正子「近江山河抄」の舞台を歩く(8)

天智天皇山科陵参道
天智天皇の山科陵。木々に囲まれた長い参道が続く。

その名の通り、天智天皇山科陵は京都の山科区にある。
『近江山河抄』の中では、近江(滋賀)以外の地が登場する、数少ない場面である。

白洲さんは天智天皇陵について次のように書いている。
「御陵は山科から逢坂山へ向う東海道の道ばたにある。入口は埃っぽいが、
参道に入ると、老樹の並木がつづき、さすがに奥深い感じがする。」

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逢坂越2(関蝉丸神社と関の清水) ~白洲正子「近江山河抄」の舞台を歩く(2)

関蝉丸神社下社と狛犬
参道を横切る踏切を渡って関蝉丸神社(下社)に入ると、かわいらしい狛犬が迎えてくれた。

京阪電車の上栄町駅で下車し、国道161号線の坂道を10分ほど上っていくと、下社がある。白洲正子さんが「蝉丸神社の下社(関清水明神)」と書いているのが、この神社である。

神社の建物は老朽化して、所々傷んでいるように見える。
芸能の神様である蝉丸を慕って、時折参拝客が訪れるらしい。
記帳用のノートが本殿に置いてあった。

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逢坂越1(蝉丸神社と逢坂山/車石) ~白洲正子「近江山河抄」の舞台を歩く(1)

関蝉丸神社上社からの眺め
清少納言や紀貫之が見た逢坂山(おうさかやま)の風景も、こんな感じだったのだろうか。
この辺りには昔、「逢坂の関」という関所があった。
京都から滋賀へ抜ける道のひとつで、逢坂越(大関越)と呼ばれている。
現在は国道一号線が走っていて、交通量が非常に多い。

その中を、白洲正子さんの「近江山河抄」を手がかりに歩いてみようと思ったのは、なぜだろう。この風景を、今のうちにきちんと撮影しておきたいと思ったことが大きい。

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