東草野の山村景観、秋の吉槻集落とカツラの巨木

秋の吉槻集落
滋賀県米原市吉槻(よしつき)にやってきました。

東草野の山村景観」から、今回は吉槻の風景をご紹介します。

滋賀県米原市旧東草野村のうち、甲津原・曲谷・甲賀・吉槻は「東草野の山村景観」として、2014年に重要文化的景観に、2015年に日本遺産(琵琶湖とその水辺景観ー祈りと暮らしの水遺産)に選定されています。

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東草野の山村景観、秋の曲谷集落と乳イチョウの巨木

秋の曲谷集落
滋賀県米原市曲谷(まがたに)にやってきました。

前回は伊吹山の奥にある「東草野の山村景観」とその南側の集落まで一挙掲載しましたが、今回は東草野を構成する4集落の一つ「曲谷」(まがたに)の風景をご紹介します。

滋賀県米原市東草野村のうち、甲津原・曲谷・甲賀・吉槻は「東草野の山村景観」として、2014年に重要文化的景観に、2015年に日本遺産(琵琶湖とその水辺景観ー祈りと暮らしの水遺産)に選定されています。

伊吹山の麓を姉川に沿うように集落が点在し、北から南へ、甲津原⇒曲谷⇒甲賀⇒吉槻と続きます。

曲谷の乳イチョウ
曲谷の乳イチョウ。この木に会いに行ってきました。

乳イチョウとは、枝や幹から生じた気根(きこん)が乳房状に垂れ下がったイチョウで、自然界では時折古木に見られることがあります。

古くから女性の乳の出がよくなるようにと信仰の対象にされてきたことが多いようです。米原市には、ここ以外にも乳イチョウの見られる場所があり、以前撮影したことがあります。

曲谷の板碑
同じ神社の境内奥に石仏がありました。案内板があったので続けて掲載しておきます。
曲谷の板碑解説文
「板碑」(いたび)と言うそうです。「石を板状に加工して頂部を尖らせて二条の横線を彫り、その下へ仏さまを表す梵字を刻んだもの」で「近江では数少なく貴重な資料」とのこと。
白山神社の鳥居越しに見た曲谷の秋
白山神社の鳥居越しに見た、曲谷の秋。
秋の曲谷集落
秋の日の午後、静かな時間が流れていました。
秋の曲谷集落
曲谷の道路沿いにて。北は、甲津原(こうづはら)へ続く道です。

いかかでしたか。時間の関係で短い滞在でしたが、心が洗われる思いがした滞在となりました。次回は「東草野の山村景観」より、吉槻の風景とカツラの巨木をご紹介します。

◆撮影日:2019年10月30日(水)
◆撮影地:滋賀県米原市曲谷(白山神社)

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【葵祭前儀「献撰供御人行列」の写真(3)】 滋賀・堅田町内巡行編3 本堅田の町並みと共に(2018/5/14撮影) #滋賀 #大津 #Japan #photography

2018年献饌供御人行列・堅田町内巡行15
2018年献饌供御人行列・堅田町内巡行16

2018年5月14日。滋賀堅田から京都の下鴨神社へ、葵祭のための鮒と鮒寿司を奉納する「献饌供御人行列」に同行撮影させていただきました。

堅田は中世に琵琶湖最大の自治都市として栄えた港町で、往時をしのばせる町並みが残っています。写真二枚目は都久生須麻神社で、参道の向こうは琵琶湖です。 続きを読む →

夏の醒井宿とバイカモの花(滋賀県米原市)

醒井宿の町並み

故郷滋賀の美しい風景をお伝えできたらと続けている、写真ブログ「Katata/堅田」です。今回ご紹介するのは、8月26日の朝に撮影した醒井宿の写真です。

醒井(さめがい・滋賀県米原市)は中山道の61番目の宿場で、地蔵川の清流とバイカモの花で知られます。夏はサルスベリ(百日紅)のピンクの花が、印象的な場所です。

ほぼ始発の電車で出かけたので、さすがに誰もいませんでした。車と自転車に注意して、撮影開始。暑くなりかける6月頃から、こうやって風景写真を撮ることが多いです。

 

昨今撮影のマナーについていろんなことが言われていますが、私が本格的に撮影を始めた数年前、すでに京都や奈良のお寺は撮影禁止・三脚禁止のところがかなりありました。観光地に行っても、男性カメラマンで通行人や他の撮影者に邪魔だと怒鳴ってくる人もいたり。

怒鳴る人は静かににらんで、その場を離れることにしていますが、私がもっと前に生まれていて、男だったらよかったなと思うこともあります。今回のような風景写真を撮って行く事は今後ますます難しくなるだろうと感じています。

ですが、そんなとき醒井や堅田のような町で味方になってくれたのは、地元の皆さんや、ご年配の方、お子さんたちでした。自転車を止めてくれたり、他の場所を教えて頂いたり、ありがとうございます。これからも優しい写真を撮っていけたらいいなと思っています。(次回は醒井のネコが登場です。)

醒井宿の町並みとサルスベリ


地蔵川の清流とバイカモの花とサルスベリ

バイカモ(梅花藻)は、清流に咲く白い花です。
サルスベリのピンクの花びらが地蔵川に落ちて、バイカモの白と緑に映えていました。


醒井宿問屋場と地蔵川とバイカモの花

醒井宿問屋場の前を流れる地蔵川。咲いているのはすべて、バイカモの花です。

バイカモの見ごろは6月から8月末。行けばほぼ花が見られる場所が、醒井宿問屋場(醒井宿資料館)前です。夏の醒井を撮りたくて出かけたのですが、こんなにたくさん花が咲いているのを見たのは初めてでした。

撮影しているうちに背中が汗びっしょりになりました。

地蔵川と居醒の清水

加茂神社の向こうに、居醒の清水があります。古事記や日本書紀に登場し、ヤマトタケルノミコトが傷を癒すために用いたとされる湧水です。平成の名水百選に選ばれています。涼しげですね。

▼こちらもどうぞ。2013年夏に、中山道を柏原から醒井まで1宿分歩いたときの写真です。米原はどこへ行っても美しいです。

伊吹の荒ぶる神2(中山道・柏原宿から醒井宿を歩く~後編:柏原一里塚から醒井「居醒の清水」とバイカモの花)~白洲正子「近江山河抄」の舞台を歩く(34)