滋賀の桜(13) 斎神社のしだれ桜(湖南市菩提寺)

斎神社の鳥居と桜

「近江山河抄の舞台を歩く」の撮影で、2013年から2015年にかけて、滋賀県各地を回りました。そのときに出会った風景に魅せられて、今度は桜の咲く時期にぜひ伺いたいと思っていた場所があります。湖南市菩提寺にある斎神社もその一つです。前回ご紹介した甲賀市の桜とともに、同じ日に撮影してきました。

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滋賀と京都の紅葉(2014年11月撮影)【洛北】大原から古知谷阿弥陀寺、蓮華寺、赤山禅院 【滋賀】湖東三山、永源寺、石山寺、三井寺、日吉大社、西教寺、鶏足寺、石道寺、湖南三山、不動寺、太郎坊宮、教林坊

蓮花寺庭園の紅葉

11月後半はいかがお過ごしでしたか?
私は連日、紅葉の撮影で、京滋のお寺を中心に回っていました。
ひたすら早起きして、移動、撮影、移動の毎日でした。

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近江路3(滋賀県湖南市:岩根の磨崖仏と善水寺/湖南三山そろっての紅葉の写真とともに)~近江山河抄の舞台を歩く(55)

善水寺への曲がり角
日曜日の朝。曲がり角で道が3つあると言われると、何か意味があるのかなと思った。
そして、こういうとき、道の選び方に性格が出るような気がした。

私は徒歩だったので、最短の右の歩道を選んだ。いざとなれば車道に戻ればいい。
これは岩根というバス停を下りて、善水寺まで行こうとしたときの話です。

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鈴鹿の流れ星2(滋賀県甲賀市から湖南市:信楽の日雲神社、水口の笠山神社、三雲の上乗寺。倭姫命の伝承と甲可日雲宮続編)~近江山河抄の舞台を歩く(45)

日雲神社参道(甲賀市信楽町牧)
伊勢神宮は、伊勢に鎮座するまで、大和・伊賀・近江・美濃・尾張を移動した伝承をもつ。
一時的に鎮座した場所は元伊勢(もといせ)と呼ばれる。その一つが近江の甲可日雲宮だ。滋賀県甲賀市とその周辺には、甲可日雲宮の伝承地が10以上存在する。
前回はその中から、甲賀市土山町の甲可日雲宮(日雲神社)と田村神社をご紹介した。

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紫香楽の宮5(青もみじの季節に訪ねる、常楽寺と長寿寺)~白洲正子「近江山河抄」の舞台を歩く(22)

西寺(常楽寺)、本堂と三重塔

彼[良弁]は近江の帰化人の子孫で、後に造東大寺司となり、石山寺も建立した。石山だけでなく、湖南の古い寺院は、ほとんど彼の創建による。(中略)
が、なんといっても美しいのは、東寺(長寿寺)と西寺(常楽寺)であろう。
『近江山河抄』

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紅葉の風景、滋賀-Autumn of Shiga Prefecture 4-不動寺の磨崖不動明王尊(滋賀県湖南市岩根) #shiga #photo #紅葉

不動寺(紅葉の風景・遠景)

山道の途中、目の前にぱーっと現れたのが、見事な紅葉と空中楼閣のような本堂。
本堂の隣には巨岩がありました。ここは滋賀県湖南市岩根の不動寺です。

旧・甲西町の善水寺(湖東三山のひとつ)の近く、「十二坊温泉ゆらら」の近くにあるといえば、ああ、あの辺りと思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。

温泉の名前になっている「十二坊」とは岩根山の通称だそうで、
岩根山にある知られざる名刹が、今回ご紹介する不動寺です。


不動寺(紅葉の風景・近景)

何ともいえない風情のある紅葉ですね!石段を少しずつ登って、本堂と磨崖仏に近づいていきました。
滋賀にはこういう隠れた名刹がたくさんあります。どれも地元の方が大切に守ってこられたお寺です。
寺の位置する滋賀県南部(湖南地方)は磨崖仏の多くみられる地域でもあります。


不動寺 磨崖不動明王尊

これが不動寺の磨崖不動明王尊です。鎌倉時代の作で、像高:150cm、肘幅77cm、顔:28cm、顔幅:30cm。本堂と岩の間の隙間からぎりぎりで撮影しています。

岩の右側に漢字が刻まれているのが、わかりますか?「入道」という字が読めますね。案内板によりますと、「建武元年三月七日、卜部左兵衛入道充乗造之」とあり、卜部とは代々継がれているご住職の姓だそうです。
建武元年=1334年、なんと鎌倉時代の銘でした!

■岩根は東海道(国道1号線)に近い集落で、とても風情のある美しい集落です。
不動寺の近くには国宝の善水寺があり、ほかにも寺社が点在しています。
車のほか、JR甲西駅から徒歩(ハイキング)も可能ですので、ぜひお出かけください。

これからもこんな風に、少しずつ滋賀の風景をご紹介していきたいと思っています。


不動寺 磨崖不動明王尊(案内板)

(教育委員会作成の案内板より引用します。)

不動寺(黄檗宗)は、延暦年間(782~825)弘法大師創立という。もと清凉山と号し天台宗であったが、享保19年(1734)火災にあい、寛延2年(1749)に再興し、岩根山と称する。

明王は、大きな自然の岩に磨崖仏としてきざまれ、信仰の本尊とされており、それがそのまま寺名となった。小さな舞台造りの本堂から拝むことができる。

尊像には、「建武元年(1334)三月七日、卜部左兵衛入道充乗造之」の銘があり、卜部とは代々つがれている当寺の住職の姓である。

像高150cm、肘の幅77cm、顔28cm、顔幅30cmで、鎌倉時代の作である。


■不動寺の地図(滋賀県湖南市岩根の集落から善水寺に向かう山道の途中にあります)


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写真一枚目:滋賀県湖南市岩根 不動寺(紅葉の風景・遠景)
写真二枚目:滋賀県湖南市岩根 不動寺(紅葉の風景・近景)
写真三枚目:滋賀県湖南市岩根 不動寺 磨崖不動明王尊
写真四枚目:滋賀県湖南市岩根 不動寺 磨崖不動明王尊(案内板)

Photograph of Otsu,Shiga,Japan  Autumn Scenery Pictures of Shiga Prefecture 4
“The beautiful Japanese temple Fudoji in November”1  2010.11.26 14:02
“The beautiful Japanese temple Fudoji in November”2  2010.11.26 13:57
“The beautiful Japanese temple Fudoji in November”3  2010.11.26 14:00
“The beautiful Japanese temple Fudoji in November”4  2010.11.26 13:55

堅田の風景動画(短編集)ができました!(堅田カレンダー2012年版/復興支援カレンダーのご紹介を兼ねています)