近江八幡の水郷と長命寺(バックナンバーより6月の美しい風景をお届けします・滋賀県近江八幡市)

水郷めぐりの和船(西の湖)-1

繖山(観音寺山)の上から撮影した安土山、西の湖、長命寺山

水郷めぐりの和船が、西の湖(にしのこ)周辺の水郷と呼ばれる葦原を行く。ここは滋賀県近江八幡市円山町。

織田信長がかつて、安土城から眺めた山並みもこんな感じだったのだろう。
写真二枚目は、安土の繖山(観音寺山)の上から撮影した水郷のまちの風景。

手前より安土山西の湖、奥島山(右奥)~長命寺山(中央奥)~八幡山(左奥)。
一番奥にぼんやり見えるのが、琵琶湖の向こうの比良山系

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サツキツツジの名刹:東海道水口にて大池寺蓬莱庭園、石部から野洲川渡って正福寺(滋賀県甲賀市~湖南市)

大池寺庭園-1(5月の頃)

大池寺庭園

滋賀県南部でもサツキ(サツキツツジ)が咲き始めました。

ツツジとの違いはというと、ツツジよりも小さな花で、ツツジよりも遅く咲く花です。植え込みによく使われているので、親しみを持って眺めている方は多いのではないでしょうか。

昨今なかなか遠出もできないので、バックナンバーから、サツキの見事な庭園をご紹介します。いずれも白洲正子さんの随筆『近江山河抄』に掲載されている名刹です。

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日野ひなまつり紀行(滋賀県蒲生郡日野町)

日野ひなまつり紀行

もうすぐ「ひな祭り」ですね。以前撮影した写真の中から、滋賀県日野町の「日野ひなまつり紀行」の様子を掲載します。とても華やかなお雛様なので、しばしお楽しみいただけたら幸いです。

日野ひなまつり紀行は、毎年2月から3月にかけて滋賀県日野町一帯で開催されている催しです。日野は多くの近江商人を輩出した町で、中でも日野商人は、江戸時代に主に関東で活躍し、日野椀(後に置き薬)の行商で栄えました。

「日野ひなまつり紀行」では、日野商人を彷彿とさせる商家を中心に、日野の街中で数々のひな人形が展示されています。

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【滋賀県】近江のケンケト祭り、サンヤレ踊りが「ユネスコ無形文化遺産」推薦へ

山之上ケンケト祭りの少年たち

表題の件、文化庁から発表がありましたので、当ブログでもお知らせします。

ユネスコ無形文化遺産「風流踊」:ユネスコへ推薦して2022年秋に審査見込みです。

「風流踊」(ふりゅうおどり)は日本全国37件の踊りで構成され、滋賀県からは「近江のケンケト祭り長刀振り」と「近江湖南のサンヤレ踊り」の2件が選定されました。

「近江のケンケト祭り長刀振り」

・長刀(なぎなた)振り・・・守山市(杉江町の小津神社)

・ケンケト祭り・・・甲賀市(土山町の瀧樹神社)・東近江市(蒲生岡本町の高木神社、上麻生町の旭野神社)・蒲生郡竜王町(山之上の杉之木神社)

「近江湖南のサンヤレ踊り」

・草津市(下笠の老杉神社など数か所。年によって未開催の地区あり)
・栗東市(小杖祭り)

※近江のケンケト祭り、サンヤレ踊りとも、2020年1月に国の重要無形民俗文化財に指定されるよう答申が行われており、3月に正式な指定がされる見込みとのことです。

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司馬遼太郎さん紀行文『街道をゆく』に登場する滋賀(近江)と堅田の町、そして比叡山

にない堂

今は亡き司馬遼太郎さんの紀行文『街道をゆく』。全43冊に上る膨大な著作です。

その第一巻(単行本・文庫版)は、滋賀県大津市~高島市をゆく「湖西のみち」から始まります。大津市北小松の箇所で堅田が登場することは、街道をゆく「湖西のみち」北小松と堅田の話(滋賀県大津市)で、先日ご紹介しました。

▼街道をゆく1「湖西のみち」より

近江」というこのあわあわとした国名を口ずさむだけでもう、私には詩がはじまっているほど、この国が好きである。(中略)近江の国はなお、雨の日は雨のふるさとであり、粉雪の降る日は川や湖までが粉雪のふるさとであるよう、においをのこしている。

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