祝・日本遺産認定!堅田の浮御堂(滋賀県大津市本堅田)&甲賀忍者・信楽焼(滋賀県甲賀市)

 

これが、琵琶湖の上に建つ寺、浮御堂です。

ご当地・堅田の浮御堂が、2017年4月28日文化庁によって日本遺産「琵琶湖とその水辺景観―祈りと暮らしの水遺産」の構成文化財に追加認定されました。

堅田に11年通って撮り続けてきた者として、本当に嬉しいです。地元の皆様、関係者の皆様、心よりお祝い申し上げます!


浮御堂について

琵琶湖の上に建つ禅寺、浮御堂。正式名は海門山満月寺です。

往生要集の著者・源信(恵心)僧都が、湖上通船の安全と衆生済度を念じて、995年頃建立したお寺です。近江八景の一つ「堅田の落雁」として、多くの人に愛されてきました。堂内には、「千体仏」と呼ばれる1000体の阿弥陀仏が安置されています。

浮御堂の上から(2) 千体仏

■所在地:滋賀県大津市本堅田1丁目16-18
■電話番号:077-572-0455■FAX:077-574-1199
■拝観時間:8:00~17:00■拝観料:大人300円、小学生100円
■無料駐車場:普通車30台

■公共交通機関:JR堅田駅より、江若(こうじゃく)交通バス堅田町内循環線約6分、堅田出町(かたた でまち)下車、徒歩10分
※土日祝日の昼間は「浮御堂前」までバスが運行されます。運転手さんにご確認下さい。
※東洋紡へ行かれる方も堅田出町で下車して下さい。(調べている方が多いので付記)
※堅田駅へは京都駅または山科駅よりJR湖西線乗車、新快速で約20-25分。
※大津駅または守山駅から堅田駅行きの路線バスがあります。

(すべて2017年4月現在の情報です)


浮御堂の四季

浮御堂の春の花(観音堂前・菜の花のお供え)

菜の花の黄色が、観音堂の扉と松の木に映える、堅田の春の風景です。


8月の午前中の光と琵琶湖の青、夏の花、浮御堂

浮御堂北湖岸から撮影。8月の午前中の光と琵琶湖の青、夏の花、浮御堂。


柳と秋の空と浮御堂

十六夜公園から撮影した、柳と秋の空と浮御堂。


浮御堂北湖岸から見た、雪の日の浮御堂

浮御堂北湖岸から見た、雪の日の浮御堂。

写真一枚目:http://katata.info/2011/02/ukimido-temple/
写真二枚目:http://katata.info/2010/03/on_ukimido_and_lakebiwa_02/
写真三枚目:http://katata.info/2010/12/scenery-newyear-03/
写真四枚目:http://katata.info/2008/08/ukimido_summer/
写真五枚目:http://katata.info/2008/10/ukimido_autumn_02/
写真六枚目:http://katata.info/2017/01/snow-and-ukimido-2/


日本遺産「琵琶湖とその水辺景観―祈りと暮らしの水遺産」

2015年4月24日認定(2016年4月25日追加認定2017年4月28日追加認定

○大津市・・・延暦寺、三井寺、日吉大社、西教寺、石山寺浮御堂、建部大社

○彦根市・・・玄宮楽々園、旧彦根藩松原下屋敷庭園、彦根城

○近江八幡市・・・近江八幡の水郷、沖島、伊崎寺、長命寺

○高島市・・・白鬚神社、海津・西浜・知内の水辺景観、針江・霜降の水辺景観、大溝の水辺景観、シコブチ信仰

○東近江市・・・伊庭の水辺景観、五個荘金堂重要伝統的建造物群保存地区、永源寺と奥永源寺の山村景観

○米原市・・・醒井宿、伊吹山西麓地域、東草野の山村景観、朝日豊年太鼓踊→朝日豊年太鼓踊および伊吹山麓の太鼓踊と奉納神社

長浜市・・・竹生島、菅浦の湖岸集落景観

○琵琶湖の伝統漁法(ヤナ・オイサデ・エリ漁)と食文化(鮒寿司など)

 

▼永源寺

鈴鹿の流れ星7(滋賀県東近江市:紅葉の永源寺を訪ねる)~近江山河抄の舞台を歩く(51)

▼奥永源寺の山村景観

奥永源寺の紅葉(2014/11/1撮影・滋賀県東近江市蛭谷町)

鈴鹿の流れ星9(木地師の里、滋賀県東近江市蛭谷から君ヶ畑を巡る)~近江山河抄の舞台を歩く(71)

▼朝日豊年太鼓踊

朝日豊年太鼓踊(滋賀県米原市):国選択無形民俗文化財・日本遺産


祝・日本遺産ダブル認定(滋賀県甲賀市)

滋賀県甲賀市は甲賀忍者と信楽焼で、日本遺産ダブル認定となりました。甲賀市には近年よく通っているので、撮影者として嬉しい限りです。先日の水口祭も撮影させていただいているので、城下町&東海道宿場町である水口(みなくち)のご紹介とあわせて、こちらも近日中にUPしますね。

 

日本遺産「忍びの里伊賀・甲賀―リアル忍者を求めて―」(三重県伊賀市・滋賀県甲賀市)

○三重県伊賀市・・・伊賀上野城など

伊賀上野城の桜~伊賀鉄道に乗って忍者の町へ(三重県伊賀市)/祝・日本遺産認定!(2017/4/29追記)

○滋賀県甲賀市・・・油日神社・飯道山・岩尾山など

鈴鹿の流れ星6(甲賀のかくれ里:油日神社と櫟野寺&油日神社の大宮ごもり)~近江山河抄の舞台を歩く(50)

鈴鹿の流れ星3(滋賀県甲賀市:修験道の山、飯道山に登る)~近江山河抄の舞台を歩く(46)


信楽焼たぬき

日本遺産「きっと恋する六古窯―日本生まれ日本育ちのやきもの産地―」

○福井県越前町・・・越前焼
○岡山市備前市・・・備前焼
○愛知県瀬戸市・・・瀬戸焼
○愛知県常滑市・・・常滑焼
○兵庫県篠山市・・・丹波立杭焼
○滋賀県甲賀市・・・信楽焼

構成文化財(滋賀県甲賀市)
・信楽焼窯跡群
・信楽焼
・古信楽
・江戸時代の信楽焼
・近代信楽焼製品
・岡本太郎作品
・古琵琶湖層
・信楽たぬき
・窯元散策路
・信楽火まつり
・陶器市

 

このブログは撮影地域で出会った方々との交流や、撮影地域の豊かな文化をお伝えできればと、撮影者個人で運営しているブログです。

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雪のち晴れ、琵琶湖畔の町の静かな風景(本堅田を撮る3)

神田神社前の地蔵堂で、外を見ていた猫

神田神社前の地蔵堂で、猫がひなたぼっこをしていました。
ここは滋賀県大津市本堅田。大津市北部に位置する、琵琶湖畔の町です。

神田神社本殿と飛行機雲

先週の水曜日、雪がやんで晴れた日に、本堅田(ほんかたた)を撮影してきました。
神田神社本殿の上には、飛行機雲。日差しがどこか春めいています。


本福寺の大きな屋根と雪化粧

本福寺さんの大きな屋根には、雪が残っていました。


湖族の郷資料館前

湖族の郷資料館前にて。浮御堂前バス停を降りると、目に飛び込んでくる風景です。


浮御堂の門と残雪

大雪の日には閉じていた、浮御堂の門。この日は開いていたので、一安心。


伊豆神社近くの常夜灯

伊豆神社近くの常夜灯。実は、↑この左後ろに、まだ2本あります。↓

伊豆神社近くの常夜灯

こちらが残り2本の常夜灯です。
背後に見える伊豆神社の掘割には、雪が残っています。


祥瑞寺の門と青空と雪

若き日の一休さんが修行した祥瑞寺です。「一休和尚修養地」の碑が左にあります。
門をくぐってみますね。


雪の日の祥瑞寺開山堂

祥瑞寺開山堂
祥瑞寺を開いた華叟和尚と、その弟子・一休の木造が安置されています。

↓春には開山堂の前でサンシュユ(山茱萸 Cornus officinalis)の花が咲きますよ!

堅田、桜と花と緑(17)・この時期しか撮れない風景 ~Honkatata/本堅田190
祥瑞寺の開山堂。祥瑞寺を開いた華叟和尚とその弟子・一休の木造が安置されています。黄色い花は、サンシュユ(山茱萸 Cornus officinalis)。なお、開山堂と本堂内部の見学には予約が必要ですが、境内は自由に入ることができます。植物の種類も多く、堅田で私の好きな場所のひとつです。堅田の写真(滋賀県大津市本堅...


雪の日の祥瑞寺本堂

祥瑞寺本堂
開山堂と本堂の見学は予約が必要ですが、境内は自由に入ることができます。


雪の日の祥瑞寺境内の石仏

祥瑞寺境内の石仏。
祥瑞寺は緑がいっぱいで、お庭も見事で、私の好きな場所のひとつです。


祥瑞寺の門と雪

雪の祥瑞寺を後にします。


雪の港橋と奥野椰子夫顕彰碑

堅田港近くの港橋(滋賀県大津市本堅田2丁目)。
奥野椰子夫顕彰碑(「琵琶湖哀歌」歌碑)があります。

奥野椰子夫(おくの やしお):滋賀県大津市本堅田出身。作詞家。
昭和22年に二葉あき子の歌で大ヒットした「夜のプラットホーム」のほか、「琵琶湖哀歌」の作詞を手がけた。


堅田港に続く水路と雪の積もった舟

堅田港に続く水路。漁師さんの漁船が停泊しています。
手前の建物は民家で、奥は水上警察(大津北警察署 堅田水上派出所)です。


堅田水上派出所と浮御堂

こちらが、大津北警察署 堅田水上派出所です。
そして一番奥に小さく見えているのが、浮御堂です!


琵琶湖のヨシ群落保全区域

堅田港付近は、琵琶湖のヨシ群落保全区域になっています。冬は水鳥の天国です。


雪景色の堅田内湖

雪景色の堅田内湖(かたたないこ)。
内湖とは琵琶湖と水路でつながっている淡水域のことで、滋賀県近江八幡市の西の湖(にしのこ)や、高島市の乙女が池が知られています。

この日は堅田内湖沿いに今堅田まで歩き、琵琶湖大橋を渡ってみることにしました。
今堅田⇒琵琶湖大橋⇒守山の菜の花畑(なぎさ公園)の予定で掲載します。
何とか1月中になぎさ公園までご紹介できればと思っております。次回に続きます。

 

◇撮影日:2017年1月18日(水)
◇撮影地:滋賀県大津市本堅田1丁目・2丁目
Lake Biwa and Honkatata town(Otsu,Shiga,Japan).

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↓1月15日(大雪の日)に撮影した浮御堂周辺です。

琵琶湖畔と堅田:雪の日の浮御堂周辺(前編)
前回の続きです。大雪となった1月15日(日)の午前中に、堅田の浮御堂周辺を撮影してきました。曇天でしたが、白い屋根の浮御堂の姿を撮ることができました。実は翌16日(月)の朝にも、再び堅田駅へ寄ってみたのですが、昨日以上の吹雪と曇天だったので引き返しています。湖西線に乗ると、比叡山坂本駅あたりを境に、大...

本堅田、琵琶湖畔の静かなお正月の風景

浮御堂北湖岸2017年元旦

前回は1月1日に撮影した今堅田の風景を掲載しましたが、本堅田もちゃんと撮影してきましたよー!というわけで、引き続き、お正月の本堅田を一挙掲載します。

ちなみに当ブログは12月27日に開設9周年となり、記念として、4回連続で、年末の本堅田をご紹介しました。

今回はそのときご紹介できなかった場所と、新年ならではの本堅田の風景を掲載します。まずは、浮御堂北湖岸の穏やかな新春の風景からどうぞ。

浮御堂北湖岸で琵琶湖を眺める家族

浮御堂北湖岸から堅田港方面

湖岸沿いに遊歩道が続いていて、浮御堂北湖岸から十六夜公園・堅田港まで歩くことができます。

冬場はユリカモメの天国で、湖上に白く浮かんでいる大群がユリカモメです。

十六夜公園周辺は、こちらでご紹介していますので、あわせてどうぞ↓

琵琶湖畔の本堅田にて、年末の風景2(十六夜公園から浮御堂周辺)
当ブログは12月27日に開設9周年となりました。12月25日に本堅田を歩いて撮影した様子を、4回にわたってお届けする予定です。2回目の今回は、浮御堂周辺の隠れた名所をご紹介します。冒頭の写真は、堅田港の対岸で咲いていた小さなお花です。▼前回はこちらhttp://katata.info/2016/12/katata-winter-2016-1/琵琶湖畔の十...

堅田港と漁船と水上派出所

十六夜公園の対岸が堅田港です。漁師さんの漁船などが停泊しています。左の大きな建物は、大津北警察署堅田水上派出所です。

堅田港と琵琶湖と三上山

堅田港。こちらには臨時の観光船などが停泊します。対岸に三上山(近江富士)が見えていますね。対岸に三上山が見えるのは、堅田ならではの風景です。


居初邸近くの地蔵堂

堅田に多いのが、お地蔵さんと地蔵堂です。

かつてこの辺りは琵琶湖でした。堅田内湖と琵琶湖にはさまれた本堅田と今堅田の地域では、かつての水辺のなごり(守護神)として、地蔵堂が残っていると考えられています。

琵琶湖に続く路地

堅田港周辺は路地の多い場所です。琵琶湖に続く路地が至るところで見られます。


お正月の伊豆神社

お正月の伊豆神社。ご近所の方がたくさん初詣に来ておられました。

琵琶湖畔の本堅田にて、年末の風景3(おとせの浜~伊豆神社の幸福の石~本福寺)
当ブログは12月27日に開設9周年となりました!12月25日に本堅田を歩いて撮影した様子を、4回にわたってお届けします。今回はその3回目。琵琶湖畔の風景と、その周辺の「石」にまつわる名所をご紹介します。写真は、琵琶湖畔の「おとせの浜」です。防波堤の向こうは入り江、背後は比叡山。右手前に、岩のように見えるのは...

伊豆神社から光徳寺へ続く路地

伊豆神社から本福寺、光徳寺へ続く路地です。本福寺は年末にご紹介したので、今回は光徳寺の方向へ行ってみますね。

光徳寺2017年元旦

光徳寺。殉教者・堅田源兵衛の首で知られるお寺です。

前回今堅田のところで書きましたが、浄土真宗中興の祖である蓮如は、比叡山延暦寺から迫害を受け、堅田に滞在した時期があります。堅田は町を挙げて延暦寺と戦って負け(堅田大責)、蓮如は越前に向かうことになりました。

実はそのとき宗祖である親鸞の木像を三井寺に預けたのですが、後年三井寺から人の首を二つ差し出すなら返そうと言われます。堅田の漁師源兵衛は、蓮如を助けるために自分の首を父親に討たせます。

源兵衛の父親は息子の首を三井寺に持って行き、自分の首もはねてくれと言い、三井寺は親鸞の木像を返したという話が残っています。

浮御堂周辺5・堅田源兵衛の首(光徳寺) ~Honkatata/本堅田 164
前回、蓮如が越前吉崎へと逃れた話を書きました。そのとき蓮如は、三井寺(滋賀県大津市)に親鸞の御真影(ごしんねい・親鸞の木像のこと)を預けていったのです。文明十二年(1480)、三井寺に赴いたところ、人の生首を二つ並べるなら返そうと言われ、蓮如は困り果てました。ここ堅田の光徳寺の門徒であった漁師の源兵...

驚くべきことに、堅田源兵衛の伝承は、実は大津市内のほかのお寺にもありまして・・・小関町の等正寺、三井寺町の両願寺です。

『滋賀県の歴史散歩』(山川出版社)を見ると等正寺だけ載っていて、「同じ人間の首がなぜ3つもあるのかは謎である(両願寺は現在非公開) 」とのこと。

私は源兵衛さんの故郷である光徳寺だといいな、救われるのに、と思っていますが、どちらにしろ悲しいお話ですよね。

実は2011年の3月に、光徳寺のご住職から源兵衛さんの首を見せていただいたことがあります。どくろ、それも小さな部類に入ると思われる、愛らしいものでした。

逢坂越7(小関越と堅田源兵衛の伝承)~白洲正子「近江山河抄」の舞台を歩く(13)
桜の名所、長等公園。春はハイカーや家族連れがたくさん訪れる。小関越道標にも近い。(2013年4月4日撮影)北国街道(西近江路)から分かれて藤尾で東海道に合流する約5kmの道が、小関越である。かつては東海道の間道として利用されてきた。芭蕉が初めて大津に入ったときの道でもある。長等神社と長等公園を結ぶ車道の途...

 

祥瑞寺の門2017年元旦-1

前回、松尾芭蕉の句碑があるとご紹介した祥瑞寺です。新年の装いをご紹介します。

祥瑞寺本堂2017年元旦-2


堅田漁港の芭蕉句碑

こちらが前回ご紹介できなかった、堅田漁港の芭蕉句碑です。
入り口のすぐ右側に句碑があります。

「海士の屋は小海老にまじるいとど哉」(芭蕉)

堅田漁港と船

堅田漁港と漁協会館。↓こちらでも三上山が見えていますね。

堅田漁港と漁協会館


福聚院の庭砂

堅田漁港の前にある福聚院(福聚禅院)。お庭が見事です。

福聚院2017年元旦

↓堅田漁港周辺は、堅田内湖の風景がおすすめです。

琵琶湖畔の本堅田にて、年末の風景1(堅田内湖周辺と堅田漁港)
当ブログは本日開設9周年となりました!2006年のお正月に浮御堂を訪ねたのがきっかけで、時々堅田に来て写真を撮っていました。約2年後の2007年12月27日に、日めくりカレンダーのように写真を載せて始まったのがこのブログです。なかなか堅田に来ることができない時期もありますが、現在も湖西線に乗って草津から通って...

↓映画ロケ地となった自転車屋さんのほか、神田神社、堅田教会などを掲載。

琵琶湖畔の本堅田にて、年末の風景4(湖族の郷資料館~神田神社~商店街~堅田教会)
当ブログは12月27日に開設9周年となりました!12月25日に本堅田を歩いて撮影した様子を、4回にわたってお届けします。最終回の今回は、湖族の郷資料館周辺と、商店街に出て堅田教会までの風景です。この冬公開映画のロケ地となった、あの自転車屋さんも登場します!湖族の郷資料館は、二階建ての町屋をそのまま活かした...

撮影日:2017年1月1日
撮影地:滋賀県大津市本堅田2丁目、本堅田1丁目
Lake Biwa and Honkatata town(Otsu,Shiga,Japan).

Copyright(c)Jun Kanematsu/junphotoworks.com(兼松純写真事務所)

 

琵琶湖畔の本堅田にて、年末の風景2(十六夜公園から浮御堂周辺)

堅田港対岸で咲いていた花

当ブログは12月27日に開設9周年となりました。
12月25日に本堅田を歩いて撮影した様子を、4回にわたってお届けする予定です。

2回目の今回は、浮御堂周辺の隠れた名所をご紹介します。
冒頭の写真は、堅田港の対岸で咲いていた小さなお花です。

▼前回はこちら

琵琶湖畔の本堅田にて、年末の風景1(堅田内湖周辺と堅田漁港)
当ブログは本日開設9周年となりました!2006年のお正月に浮御堂を訪ねたのがきっかけで、時々堅田に来て写真を撮っていました。約2年後の2007年12月27日に、日めくりカレンダーのように写真を載せて始まったのがこのブログです。なかなか堅田に来ることができない時期もありますが、現在も湖西線に乗って草津から通って...

十六夜公園と琵琶湖

琵琶湖畔の十六夜公園。公園の名前は、松尾芭蕉が十六夜の日に堅田で句会をしたことにちなみます。芭蕉はこの夜のことを、俳文「堅田十六夜の弁」に残しています。

芭蕉は40代以降、たびたび大津に滞在し、大津で89句の句を詠んでいます。
89句というのは、芭蕉の全発句の約1割にあたる数です。
そして堅田には、芭蕉の句碑がなんと、5箇所もあります!(その理由は次回)


淡水真珠の養殖用の船と堅田内湖

十六夜公園の脇にある階段を上ると、都久生須麻神社(つくぶすまじんじゃ)があります。

竹生島にある神社と同名の神社で、境内には「喜動大弁財天」「竹生島龍神」と刻まれた石(ご神体)が祀られています。お正月の前なので注連縄が新しくなっていました。


都久生須麻神社

都久生須麻神社の本殿と鳥居。背後は十六夜公園で、奥に琵琶湖が見えています。


都久生須麻神社の参道と松

都久生須麻神社の参道と松。

参道から車道に出てまっすぐ行くと、すぐに祥瑞寺があります。室町時代の名僧・一休さんが、若い時代に修行し、悟りを開くとともに一休の道号を授けられたお寺です。


祥瑞寺境内と芭蕉の句碑

祥瑞寺の境内。見事なお庭で、苔のやわらかな緑が目に優しいです。写真の左側に、松尾芭蕉の句碑がありますよ。

「朝茶飲む僧静かなり菊の花」(芭蕉)


北向地蔵

こしきり地蔵(北向地蔵)。祥瑞寺の隣、光徳寺の門前にあります。
腰から下の部分がない地蔵で、地蔵の腰をさすると腰痛に効果があるという伝承があります。


光徳寺のお地蔵さん

本堅田はお地蔵さんの多い町です。
こちらは北向地蔵のすぐ右隣にある、光徳寺のお地蔵さん。


4本の松の向こうに、琵琶湖と三上山

光徳寺から伊豆神社への路地を抜けると、浮御堂の近くに出ます。
浮御堂のそばの公園にて。4本の松の向こうに、琵琶湖と三上山。


12月の浮御堂と琵琶湖

琵琶湖に浮かぶ浮御堂です。正式名は海門山満月寺。京都紫野大徳寺派に属する禅寺です。近江八景の一つ「堅田の落雁」として、古くから多くの人に愛されてきました。

長徳年間(995年頃)、比叡山横川恵心院の僧であった源信(「往生要集」の著者)が、湖上の安全と衆生済度を願い、 自ら千体の阿弥陀仏を刻んで開いたのが始まりです。

本堅田の寺社(伊豆神社・浮御堂・神田神社・光徳寺・祥瑞寺・本福寺・都久生須麻...
本堅田の寺社といえば、近江八景「堅田の落雁」で知られる浮御堂があります。浮御堂の徒歩10分圏には、他になんと8つもの社寺があります。(伊豆神社・浮御堂・神田神社・光徳寺・祥瑞寺・本福寺・都久生須麻神社・妙盛寺・寿寧寺)ほとんどの寺社は自由に見学できます。いずれも手入れが行き届いており、木造建築として...

本堅田はとても美しいところです。

撮影地:滋賀県大津市本堅田1丁目
Lake Biwa and Honkatata(Honkatata,Otsu,Shiga,Japan).

Copyright(c)Jun Kanematsu/junphotoworks.com(兼松純写真事務所)

 

琵琶湖畔の青-堅田にて(2015年12月8日撮影)

琵琶湖大橋と沖島(滋賀県大津市今堅田から撮影)width=
12月8日(火)に堅田を歩いて撮影してきました。そのときの写真を掲載します。
琵琶湖大橋と沖島(滋賀県大津市今堅田から撮影)。
Lake Biwa(Imakatata,Otsu,Shiga,Japan).Biwako Ohashi Bridge and Okishima island.

堅田港と浮御堂
堅田港と浮御堂(滋賀県大津市本堅田)。ヨシ原の奥に浮御堂の屋根が見えます。
久しぶりの堅田は湖面がキラキラ輝いていました。水鳥がたくさんいましたよ!
Lake Biwa,Katata port and Ukimido temple(Honkatata,Otsu,Shiga,Japan).

堅田漁港
堅田漁港の船(滋賀県大津市本堅田)。奥に見えるのは琵琶湖大橋です。
Katata fishing port(Honkatata,Otsu,Shiga,Japan).

出島灯台
出島灯台(滋賀県大津市今堅田)。琵琶湖畔にたたずむ木造の灯台です。
Dekejima light house(Imakatata,Otsu,Shiga,Japan).

堅田内湖
堅田内湖と内湖大橋(かたたないこ・滋賀県大津市今堅田にて撮影)。
Katata Inland Lake(Honkatata,Otsu,Shiga,Japan).

内湖に沿った今堅田の道路沿いには、数年前から新しい家が建ちだしています。この日は地鎮祭をしている所を見かけました。初めて見たお店(カフェ&ランチ)もありました。12時前にもかかわらず、店の駐車場は満車で、とても人気のようです。

Cafe soratoco(ソラトコ) ←オープンは2014年夏だそうです。今度行ってみようかな。

浮御堂と琵琶湖
浮御堂と琵琶湖(滋賀県大津市本堅田)。近江八景「堅田の落雁」として知られます。
Ukimido floating temple and Lake Biwa(Honkatata,Otsu,Shiga,Japan).

浮御堂北湖岸、琵琶湖と三上山
浮御堂北湖岸にて、琵琶湖と三上山(滋賀県大津市本堅田)。
Ukimido north lakefront(Honkatata,Otsu,Shiga,Japan).Lake Biwa and Mount Mikami.
Copyright(c)Jun Kanematsu/junphotoworks.com(兼松純写真事務所)

浮御堂沖、琵琶湖上の句碑の変遷について(写真をまとめて掲載しています)

先日、浮御堂沖の句碑についてご質問があったので、変遷を写真でまとめてみました。以下の写真はすべて、琵琶湖に浮かぶ禅寺「浮御堂」ですが、沖合をご覧ください。湖の中にある棒状のものは高浜虚子の句碑です。撮影年月にご注目ください。

琵琶湖と浮御堂
2010年1月撮影(バックナンバー「本堅田(滋賀県大津市)の、静かなお正月の風景(1) 琵琶湖と浮御堂 ~Ukimido/浮御堂 063」より)。

浮御堂から見た高浜虚子の句碑
2008年1月撮影(「Ukimido/浮御堂 010」より)。浮御堂の上から見た句碑です。

この句碑は1952年に「堅田ホトトギス会」の皆さんが建てたもので、高さ約1.5メートルの石製。高浜虚子の句「湖も この辺にして 鳥渡る」が刻まれています。

ところが、2012年7月30日午後1時半ごろ、この句碑に水上バイクが衝突しまして…句碑は根元から折れてしまいました。

初冬の浮御堂と琵琶湖(浮御堂北湖岸から)
↑事故の約4ヵ月後(2012年11月)に撮影。句碑のない状態です。(「初冬の浮御堂と琵琶湖(浮御堂北湖岸から)~Ukimido/浮御堂 073」より)

その後、句碑は修復され、2014年9月末に復活しました。昼間の目印として赤い旗、夜間用には光る標識灯をつけたと、地元の方から伺っています。

初冬の浮御堂と琵琶湖(浮御堂北湖岸から)
2015年2月に撮影。復活した句碑の両脇に、赤い旗が建てられています。
以上の話は今までブログに掲載していませんでしたので、この機会に掲載しました。

句碑に注目して撮っていたわけではなかったので、写真を探してみるまで分かりませんでしたが、各年代のものが揃っていてよかったです。そして今回の掲載写真は、7年の歳月を3台のカメラで撮っているので、見返してとても懐かしい思い出が蘇りました。

写真2枚目(2008年1月当時)で使用したカメラは、一眼レフではなく、カシオのQV-2300UXという小さなデジカメです。光学ズーム3倍、約200万画素のカメラでした。2000年夏に5万円くらいで買いました。購入した2000年はデジカメが出始めて間もない頃で(コンパクトデジカメでも10万円はした時代)、高嶺の花でした。当時の私は学生で、駅前のお店で毎日のようにQV-2300UXと値札をながめていたら、お店のお兄さんが端数を値下げしてくれて、自分で買った初めてのカメラです。今でもきちんと動きます。

2009年夏までこのブログで掲載していた写真は、すべてQV-2300UXで撮ったものです。QV-2300UXが当ブログ初代のカメラで、2009年夏以降は二代目(一眼レフ)、2014年からは仕事の関係で三代目を使っています。個人的に二代目は大好きなカメラで、今年の供御人行列は久しぶりに二代目で撮りました。

初代と二代目のカメラで撮った作品といえば、「今堅田のイーゴス108(観覧車)と堅田の四季」も、イーゴスのある風景が好きで撮っていた写真です。気になるもの、好きなものは撮っておくといい記録になってくれますね。

Photograph of Ukimido Temple (Otsu,Shiga,Japan).The literary monument of Kyoshi Takahama had broken in July 2012,but was repaired in September 2014.

Copyright(c)Jun Kanematsu/junphotoworks.com(兼松純写真事務所)