のろしの撮影に、三脚使いますか?三脚が使えない場合なら、どうしますか?

米原流星打ち上げ
流星打ち上げ直後。10分間に1つの間隔で打ち上げます。

奥伊吹スキー場で撮影した「米原の流星」を、先日の記事でご紹介しました。

流星は戦国時代から続く「のろし」で、昼間に打ち上げます。皆さんがこれを一眼レフカメラで撮影するとしたら三脚使いますか?というのが、今回の話です。当日三脚を並べていた人が多かったので、気になって記事にしました(マナー云々の話ではなく)。

写真を見ていただけるとわかりますが、昼間で、動き物で、高速または軌道が定まらない場合、三脚を使っていては間に合いません(ピントが合わせられません)。今回はスキー場だったので三脚は禁止されていませんでしたが、流星のような被写体はそもそも三脚が使えない(三脚の効果を発揮できない)のです。

皆さんならどうしますか? 

時々、こういう風に現場で悩む被写体に出くわすことがあります(米原の流星を撮る、「伊崎の棹飛び」で琵琶湖に飛び降りる僧侶の姿を船上から撮る等々)。たぶん写真の教科書には載っていない被写体です。だから、あえて取り上げてみました。

続きを読む →





【写真の著作権侵害】独自ドメインサイトで連絡先が分からない場合の申し立て方法

私の事務所の方で、時々グーグル画像検索を見ては、おかしな無断転載がないか確認しているのですが、今回写真数枚の無断転載が見つかりました。

2016年暮れの「キュレーションサイト」報道のおかげで、一旦は減っていたのですが、まだまだ残っていますね、無断転載・・・。

今回は、独自ドメインサイトで、かつ連絡先が分からない場合だったのですが、相手の特定方法がわからずに泣き寝入りしているケースが結構あるのではないかと思い、その場合の申し立て方法を掲載することにしました。

続きを読む →

基本情報技術者試験について

平成31年春(2019年4月)に基本情報技術者試験を初受験し、合格しました。以下、独学で試験に役立つ実戦情報を載せています。かなりつっこんで書きましたので、ご参考になれば幸いです。

筆者の略歴(こんなひと)

・IT企業に勤めたことはない&文系出身(もともと法律が専門だった)。
・10年以上前に「初級シスアド」(かつての試験区分)に合格。
・隠れ理系=数学理科コンピュータ好き。大学受験時も確率統計まで勉強はしていた。

・写真家として活動するうち、2014年ごろから、まとめサイトによる著作権侵害や、海外から来る悪質なクローラー(=サイトの情報を収集しようとする困った存在)に悩まされるようになる。

著作権侵害の対応はグレーゾーンが多く、数年来自分で対応したのでかなり疲れていた。心身ともに燃え尽きる前に何か新しいことがしたかった。

⇒WEBで安全に発信するためにも、知識のアップデートをしようと思い立ち、平成30年夏、情報セキュリティマネジメントの勉強をしたのが勉強のきっかけ

・情報セキュリティマネジメント試験(平成30年秋)合格
⇒受験会場(滋賀会場)で自分が紅一点だったことに衝撃を受ける・・・

・情報セキュリティマネジメントの試験勉強で、キタミ式の基本情報技術者を読んでいた。間に合えば翌春の基本情報を受けてみようと思っていた。

 

【基本情報技術者試験(FE)】
午前午後
試験時間9:30~12:00(150分)13:00~15:30(150分)
出題形式多肢選択式(四肢択一)多肢選択式
問題数80問13問出題(7問を解答)※詳細は記事最後

 

基本情報技術者試験(FE)の「午前問」対策

1.キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者 を読む←このあと午後対策の時間もとれるように、試験の半年前~3か月前までには一読しておく

基本情報技術者試験にまず立ちはだかるのが、2進数や論理演算の分野。

ハードウェア、ネットワークなどの理解も欠かせない。

初心者でも理解できるよう、漫画で基礎から読むことができるのが、北見先生の「キタミ式」シリーズ。受験のハードルを大幅に下げたと言われる一冊だ。

私の購入時は平成31年度版が出版前だったので、平成30年度版を購入。大幅な制度改正がない限り、1~2年前のテキストでも十分対応できると実感。(毎年改定されているのは、掲載過去問の差し替えの関係のようだ。)

 

計算問題が苦手な人は、この本で徹底的にやるのがおすすめ。

令和元年秋(2019年秋試験)から数学の問題が増えると発表されているが、キタミ式で理解して、過去問とこの本を解くことで、十分対応可能だと思う。


翔泳社の通販『SEshop』:割引クーポンで10%OFF購入できます
(PDF版電子書籍も10%OFF・書籍送料無料)


(2019/7/21追記)本屋さんで見たら、令和元年秋以降の数学問題に対応した過去問集が出ていたので、追記しておきます。

巻頭特集では、令和元年度秋期から出題率が増える「数学」問題について解説した【<令和元年秋から増える!>数学問題ではココが出る!】、試験で大定番となっているキーワードについて重点解説した【<ゼッタイ出る!>大定番キーワードde点数UP↑↑】、試験の対策方法を満載した【<基本情報技術者>攻略ガイド】を掲載。

 

2.キタミ式を2順したら「すぐに」過去問に入る:直近8~10回分(4~5年分)を繰り返し解く

キタミ式から過去問へのステップアップで悩む人は多いようだ。
まずは空き時間に5問ずつから、「分野ごと」にやってみるのがおすすめ。

最初は分野ごとに、最後は年度ごとに、繰り返し解く。
直近2回分は試験に出ないと言われているので直前の調整用に。

 

例えば、このサイト(基本情報技術者ドットコム)を使うと、分野ごとに午前問題を解くことができる。

https://www.fe-siken.com/index_te.html(テクノロジ系)
https://www.fe-siken.com/index_ma.html(マネジメント系)
https://www.fe-siken.com/index_st.html(ストラテジ系)

全部やる必要はなくて、最近数年分だけ、分野ごとに数問ずつ解いていけば、できそうだと思えるし、実際に可能になる。最初はこれが大事。

私は試験の4か月前から分野ごとに平成25年春以降を解いていった。そっくり同じ問題が数年おきに出ていること(答えも同じ)なのが午前問題の最大の特徴なので、できれば試験の一か月くらい前までに解けるようになっておくと、直前期がかなり楽になる。

 

3.直前期:情報セキュリティマネジメント(SG)の過去問(情報セキュリティ分野のみ)をやる

直近2回の過去問を見る限り、平成28~30年頃のSG過去問の内「情報セキュリティ」分野と全く同じ問題が出ていた。これに気付いて対策したら、平成31年春も同じ傾向で、これで午前得点率が8割を超えることができた。

他の試験区分からの問題流用がされているという話は結構聞くので、情報セキュリティ分野に絞ってSG過去問を解くのも一つの方法ではないかと思う。午後の解答必須分野なので、午後対策にもなる。

 

具体的には、SG過去問の問1~30あたり。
https://www.sg-siken.com/kakomon/30_haru/
https://www.sg-siken.com/kakomon/29_aki/
https://www.sg-siken.com/kakomon/29_haru/
https://www.sg-siken.com/kakomon/28_aki/
https://www.sg-siken.com/kakomon/28_haru/

あくまで合格可能性をあげる一つの方法だから、一回分でも構わない。
参考書を使うのも手(下記の本の1章から3章の章末にある過去問だけを解く)。

 

「情報セキュリティマネジメント教科書」は、情報セキュリティの他にもシステム監査についの基礎部分に触れているので、今後応用情報技術者を受ける予定の人にはおすすめ。

(全文PDF・単語帳アプリ付)徹底攻略 情報セキュリティマネジメント教科書 2019年度
株式会社わくわくスタディワールド 瀬戸美月 齋藤健一
インプレス (2018-12-26)

 

基本情報技術者試験特有の難しさと、どう向き合うか

基本情報技術者試験特有の難しさは、ー広く浅くーにあると思う。情報セキュリティマネジメント(SG)の過去問を解いたのは、新作問題が出たときの対策でもあった。

それでも、あくまで過去問に出ている範囲内をまずしっかりやって、深入りしすぎないスタンスを貫くほうがいいと感じる。日常で使うエクセルであったり、LANの設定であったり、サーバーの管理や迷惑メールの対応などが試験にも役立つことは多い。

 

私は直前期に本当に時間がなくて(受験した4月は繁忙期だった)、模擬試験を受けたことはないが、他の試験区分からの問題流用を意識した過去問模擬問題を公開されているサイトもあるので、それを利用されてみるのもいいと思う。

https://www.fe-siken.com/kakomon/01_moshi/
基本情報技術者試験.com オリジナル模擬試験問題1

https://www.fe-siken.com/kakomon/02_moshi/
基本情報技術者試験.com オリジナル模擬試験問題2

個人的には、過去問と、これからご紹介する橋本先生の「出るとこだけ!基本情報技術者[午後]」が、最後まで勉強の柱になった。

 

基本情報技術者の午後問対策(これと過去問をやった)

情報処理教科書 出るとこだけ! 基本情報技術者[午後]
↓※直販終了につき、今後入手可能な第2版にリンク差し替えました
情報処理教科書 出るとこだけ! 基本情報技術者[午後] 第2版

橋本先生の「出るとこだけ!」シリーズは、ほかにITパスポート、応用情報技術者と出ているが、個人的にはどれも名著だと思う。個人的には、と書いたのは、IT技術者の人から見ると別の感想があるだろうと思うからだ。

私のような初心者が午後問題を解くとき、大学受験の赤本のような道しるべがあるのは、本当にありがたい。内容の解説も素晴らしい。ここに書かれていることは、まっとうな基本だと感じる。

橋本先生は出題率に応じた取捨選択の方法を冒頭に示されているので、それを信じて乗っかるのは一つの選択だと思う。

 

2019/10/29追記:2019年12月4日に第2版が発売されます。

翔泳社の通販『SEshop』:割引クーポンで10%OFF購入できます
(PDF版電子書籍も10%OFF・書籍送料無料)


この本(「出るとこだけ!」)の使い方には、注意点が3つある。

1.学ぶのは方法論(暗記するのではない)。同じ問題は出ないが、似たような問題は出るので、そのとき使える方法論を身につける意識で勉強する。

2.そのために、この本に出ている分野で、掲載されていない他の過去問を解いておく。時間がなければ、参考問題として一部省略で掲載されている問題を本試験そのままの形式ですべて解いておく(特にデータベースの問題はこの方法が効く)。

3.橋本先生が提唱されている、出題率に応じた取捨選択の方法を、直近2回分の過去問で(選球眼の練習として)実際に試しておく。本番では解く時間が限られている関係で、午後問題でどの問題を「捨てる」かの見極めが得点率6割以上の大きな要因となる。

 

初心者向け:アルゴリズムと表計算(午後問)対策

橋本先生の「出るとこだけ!」には、残念ながら、選択問題である「ソフトウェア開発」の午後問題が取り上げられていない。また、初心者には鬼門であるアルゴリズムは別途入門書が必要になる。初心者がプログラムの選択問題で迷うなら「表計算」だろう。エクセルがわかれば、あとは何とかなる(そして何とかする)。

アルゴリズム・表計算ともに、基礎からやるなら半年前から何か一冊を読み込んだほうがいい。ただし、あわない、わからないと感じたら他の本を探すのがいい。本を探すならアマゾンのレビューが参考になる。

私は半年前からひたすらこの本を読んだ。

どちらの分野も段階をきちんと踏んでいるので、共に中盤までは読みやすい。特にアルゴリズムは前提となっている基本知識からしっかり書いてくれているので、入りやすい。表計算の関数のまとめも秀逸。問題数もちょうどいい。

ただし平成23年までの問題までしか載っていないので、近年の難化に対応するには最後に別の本が必要だと感じ、試験一か月前に追加で他の書籍を購入した。

 

↓ 仕上げはこの2冊で行った(個人的には早めに入るのがお勧め)


翔泳社の通販『SEshop』:割引クーポンで10%OFF購入できます
(PDF版電子書籍も10%OFF・書籍送料無料)


 

アルゴリズムの本を書いている矢沢先生は、著作も多く、サイトで情報発信もされている。矢沢先生の書かれている記事で受験生が読めるものをぜひご紹介したい。私は直前期、これらの記事にたくさん助けられた。

こうすりゃ解ける! 2019年度春期 (平成31年度) 基本情報技術者試験の午後問題を徹底解説

午後問題の歩き方 | 地道にアルゴリズム問題に取り組む(1)
午後問題の歩き方 | 矢沢流 アルゴリズム問題の解き方(2)

午後問題の歩き方 | 表計算も簡単ではなくプログラミング問題(1)基礎知識
午後問題の歩き方 | 表計算問題の解き方のパターン (2) 問題回答

※このほか、Java,CASLⅡの解説も掲載⇒午後問題の歩き方

 

合格発表までの時期と合格直後をどう過ごすか

この一年、情報セキュリティマネジメント、基本情報技術者と受験したが、実のところ、どちらも午後の点数が合格点以上なのか自信がなかった。

合格発表までの時期は、落ち着かないので、別の試験区分の参考書と過去問をやっていた(情報セキュリティマネジメント受験のときは基本情報技術者試験、基本情報技術者受験のときは応用情報技術者試験)。今のところこれが次へ繋がっている。

知識が鮮明で、悔しさ・嬉しさなどの感情が渦巻いて、モチベーションともに次に向けて勉強するのにこれほど最適な時期はない。直前期以上にはかどる時期なので、時間が取れる方はこの時期に少しでも勉強しておくことをお勧めしたい。

 

ありがたいことに、今はこんなサイトがある。過去問を解説付きで見ることができる。
https://www.fe-siken.com/(基本情報技術者ドットコム)
https://www.ap-siken.com/(応用情報技術者ドットコム)

私は20代ー30代に諸事情でとてもこんな風には勉強できなかった時期があるので、受験に必要な時間と体力と気力があって、参考書が読めることが、とてもかけがえのないことに感じる。インターネットで情報を集められるようになり、すぐに電子書籍が買えて、勉強しようと思う人にはいい時代になりました。

ここまでお付き合いいただき感謝します。

 

【基本情報技術者試験 午後問題】※7問を選択
問1問2~問7問8問9~問13
選択方法必須6問中4問選択必須5問中1問選択
出題分野情報セキュリティ問2~4:ハードウェア、ソフトウェア、データベース、ネットワークから3問出題

問5:ソフトウェア設計

問6:プロジェクトマネジメント、サービスマネジメント

問7:システム戦略、経営戦略・企業と法務

データ構造及びアルゴリズム問9:ソフトウェア開発(C)

問10:ソフトウェア開発(COBOL※2019年秋試験まで。2020年春試験からはPython)

問11:ソフトウェア開発(Java)

問12:ソフトウェア開発(アセンブラ)

問13:ソフトウェア開発(表計算)

午後の時間配分(目安):問8(アルゴリズム)・問9(ソフトウェア開発)が各30分、他の問題は各15分(最大18分)

※Pythonの出題について

 

【隣接試験区分との比較】
ITパスポート試験(IP)情報セキュリティマネジメント試験(SG)基本情報技術者試験(FE)応用情報技術者試験(AP)
試験時間120分9:30~11:00(90分)
12:30~14:00(90分)
9:30~12:00(150分)
13:00~15:30(150分)
9:30~12:00(150分)
13:00~15:30(150分)
出題形式多肢選択式(四肢択一)午前:多肢選択式(四肢択一)
午後:多肢選択式
午前:多肢選択式(四肢択一)
午後:多肢選択式
午前:多肢選択式(四肢択一)
午後:記述式
問題数100問(小問形式)午前:50問
午後:3問
午前:80問
午後:13問出題(7問解答)
午前:80問
午後:11問出題(5問解答※平成27年秋以降)
実施時期随時春秋春秋春秋
スキルレベル(IPA)

▼情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験 試験区分一覧
https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/seido_gaiyo.html

 

☆受験生の方へ、書籍の割引情報をいただきました!

情報処理技術者の参考書でおなじみ「翔泳社」さんのお得情報。
通販サイト(出版社直販)で送料無料。

さらにクーポンコードで10%OFF!
(PDF版の電子書籍も10%OFF)

↓こちらから10%OFF購入できます
翔泳社の通販『SEshop』:割引クーポン10%OFF



 

自然風景のナチュラルな現像方法について(2)前提編:デジタルの色と各種設定

colornavigator

 

写真を始めてしばらくすると、モニターで見た色がプリントした色と一致しなくてがっかりしたり、RAW現像の方法で悩んだり、色の範囲にはAdobeRGBとsRGBがあると聞いたがどちらがいいのかなど、モヤモヤしてくることがあると思います。

方法論は探せば色々書かれていると思うので、この連載ではなぜその話になるのかという前提知識を書いたうえで、各種設定について触れてみました。今回は自然風景写真に限らず、一般的な話を書いています。

続きを読む →

パソコンのスペックと現像ソフトについて

SSD

 

RAW現像の話を書くにあたり、前提となる「パソコンのスペックと現像ソフトについて」独立させました。引き続き、RAW現像の話を更新予定です。

1.パソコンのスペック

パソコンのスペックが問題になってくるのは、主に現像ソフト使用の場面です。ソフトによっても異なりますので、販売元のWEBでソフトの「動作環境」をご確認ください。

Lightroom 必要システム構成(Adobeヘルプページヘのリンク)
SILKYPIX Developer Studio Pro9 動作環境(市川ソフトラボラトリー)

 

主に確認したいのは、OS、CPU、メモリ、ディスクの性能と空き容量、グラフィックプロセッサーです。

続きを読む →