里山の小さな主役、ヒメクロオトシブミに出逢う(里山の初夏便り)

オトシブミの揺籃

梅雨の中休み。気温湿度とも高くなく、庭木の剪定に快適な日がありました。

朝の散歩兼撮影から帰ってきて、予定になかった生垣の剪定を始めたところ…
オトシブミの揺籃(ようらん。ゆりかごのこと)を発見!!

葉っぱが巻いてあって変色しているところが「揺籃」で、
この中にオトシブミの卵が産み付けてあります。

他にもないかな・・・と目を凝らすと、うん???
なんと!成虫のオトシブミがいる!!!

ヒメクロオトシブミ

あわててマクロレンズを取りに2階へダッシュ! 
オトシブミは変わらず同じ葉の上にいてくれて、なんとか間に合いました。

以前も撮影したことのある、ヒメクロオトシブミでした。
里山ではよく見られるオトシブミです。

数十年前、私の両親が庭にドングリを植えたところ、クヌギやコナラの木が複数生えてきて、オトシブミが来るようになりました。毎年数か所で揺籃を作ってくれています。けれど成虫のオトシブミの姿はなかなか発見できず・・・

ヒメクロオトシブミ

例年5月の初めごろに揺籃や成虫(親)を見かけていましたので、6月の中旬に成虫に出逢うとは思いもしませんでした。

今年は新型コロナウイルスの影響で、生垣の手入れもぎりぎりまで遠慮していたので、いい意味で手つかずのまま今週まで来ていたのです。

オトシブミの成虫を撮影できたのは本当に久しぶりでした。いつだったか葉を巻いて卵を産むところも撮影したのだけど、その時以来です。

たまにこういうことがあるから、自然相手の撮影は面白いですね。

◇撮影日:2020年6月17日(水)朝
◇撮影地:滋賀県南部(草津市)
◇撮影機材:Nikon D7100 + AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G(手持ち撮影)

Copyright(c) Jun Kanematsu/junphotoworks.com(兼松純写真事務所)


 

↓この庭で以前撮影したオトシブミの写真です。2003年撮影・2010年掲載。

特別編16 滋賀の里山から(1) 小さな働き者、ヒメクロオトシブミ

 

※2020年2月以降、当ブログ初公開の写真(以前撮影を含む)を掲載しています。
堅田にも行けないので、自宅と事務所の有る草津市~大津市南部で撮影しています。

次回は、ご近所から頂いた珍しい花「トウチクラン(唐竹蘭)」の写真を掲載予定です。