奈良の大仏様の背中(東大寺盧舎那仏像)

この記事を書いている2020年2月末現在、COVIC-19と命名された新型肺炎で世界的に大変なことになってきました。

毎日ニュースで新型コロナウイルスの話を見ていれば、皆さん不安になるのはある意味自然なことで、これ以上気が滅入ることは書きたくないし、

だけど、何も触れないのも不自然な感じがして、何を書こうか考えていました。

前回、東大寺の修二会(お水取り)前日の風景をご紹介しました。

修二会に先立って2月20日より「別火」と呼ばれる前行の期間があります。今がちょうどその期間です。

この間11名のお坊様が泊まり込みで行(ぎょう)を行います。古来より、天下泰安、風雨順時、五穀豊穣、万民快楽など、人々の幸福を願う行です。これって、すごいことですよね。誰かのために祈って、それがずっと続いてきたのだから。

そんなことを思いながら、前回掲載できなかった大仏殿内部の写真をご紹介します。

東大寺の大仏

奈良の大仏様といえば・・・

歴史の教科書などによく使われているのは、斜め横から見たこの姿ですね。
大仏様は結構高さがあるので、精一杯背伸びして撮った記憶があります。

ところで、奈良の大仏様の背中って、ご覧になったことがありますか?

台座に座っているお姿なので、後光(光背)の裏側がどうなっているのか、と書いたほうが正確かもしれません。

東大寺の大仏

横から見るとこんな感じです。そして後ろに回ると…

東大寺の大仏の背中

見事ですね。裏も彫刻されていて、これを作った職人さんはすごいなと思いました。
後ろから見ても圧巻でした。


東大寺の大仏

大仏を作った奈良時代は、天変地異や疫病流行が相次いだと言われています。国家を挙げて大仏を作った人たちの気持ちと、今もあまり変わっていないのかもしれません。

今回の事態が少しでも早く収束しますように。

 

◇撮影年月日:2014年2月28日
◇撮影地:東大寺大仏殿(奈良県奈良市)

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