日野ひなまつり紀行(滋賀県蒲生郡日野町)

日野ひなまつり紀行

もうすぐ「ひな祭り」ですね。以前撮影した写真の中から、滋賀県日野町の「日野ひなまつり紀行」の様子を掲載します。とても華やかなお雛様なので、しばしお楽しみいただけたら幸いです。

日野ひなまつり紀行は、毎年2月から3月にかけて滋賀県日野町一帯で開催されている催しです。日野は多くの近江商人を輩出した町で、中でも日野商人は、江戸時代に主に関東で活躍し、日野椀(後に置き薬)の行商で栄えました。

「日野ひなまつり紀行」では、日野商人を彷彿とさせる商家を中心に、日野の街中で数々のひな人形が展示されています。

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【滋賀県】近江のケンケト祭り、サンヤレ踊りが「ユネスコ無形文化遺産」推薦へ

山之上ケンケト祭りの少年たち

表題の件、文化庁から発表がありましたので、当ブログでもお知らせします。

ユネスコ無形文化遺産「風流踊」:ユネスコへ推薦して2022年秋に審査見込みです。

「風流踊」(ふりゅうおどり)は日本全国37件の踊りで構成され、滋賀県からは「近江のケンケト祭り長刀振り」と「近江湖南のサンヤレ踊り」の2件が選定されました。

「近江のケンケト祭り長刀振り」

・長刀(なぎなた)振り・・・守山市(杉江町の小津神社)

・ケンケト祭り・・・甲賀市(土山町の瀧樹神社)・東近江市(蒲生岡本町の高木神社、上麻生町の旭野神社)・蒲生郡竜王町(山之上の杉之木神社)

「近江湖南のサンヤレ踊り」

・草津市(下笠の老杉神社など数か所。年によって未開催の地区あり)
・栗東市(小杖祭り)

※近江のケンケト祭り、サンヤレ踊りとも、2020年1月に国の重要無形民俗文化財に指定されるよう答申が行われており、3月に正式な指定がされる見込みとのことです。

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奈良の大仏様の背中(東大寺盧舎那仏像)

この記事を書いている2020年2月末現在、COVIC-19と命名された新型肺炎で世界的に大変なことになってきました。

毎日ニュースで新型コロナウイルスの話を見ていれば、皆さん不安になるのはある意味自然なことで、これ以上気が滅入ることは書きたくないし、

だけど、何も触れないのも不自然な感じがして、何を書こうか考えていました。

前回、東大寺の修二会(お水取り)前日の風景をご紹介しました。

修二会に先立って2月20日より「別火」と呼ばれる前行の期間があります。今がちょうどその期間です。

この間11名のお坊様が泊まり込みで行(ぎょう)を行います。古来より、天下泰安、風雨順時、五穀豊穣、万民快楽など、人々の幸福を願う行です。これって、すごいことですよね。誰かのために祈って、それがずっと続いてきたのだから。

そんなことを思いながら、前回掲載できなかった大仏殿内部の写真をご紹介します。

東大寺の大仏

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奈良・東大寺にて、修二会(お水取り)前日の風景~11人の僧侶(練行衆)が二月堂参籠宿所に入る夕暮れまで

以前、東大寺の修二会(お水取り)前日の風景を一部ご紹介したことがありました。
6年近く経つ今、前後の写真を入れて改めてご紹介したいと思います。
季節はちょうど2月末。明日から3月という日の半日の様子です。

二月堂参籠宿所を訪問する僧侶
二月堂参籠宿所を訪問する僧侶(東大寺、奈良県奈良市)/Todai-ji temple(Nara city,Nara prefecture,Japan).

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司馬遼太郎さん紀行文『街道をゆく』に登場する滋賀(近江)と堅田の町、そして比叡山

にない堂

今は亡き司馬遼太郎さんの紀行文『街道をゆく』。全43冊に上る膨大な著作です。

その第一巻(単行本・文庫版)は、滋賀県大津市~高島市をゆく「湖西のみち」から始まります。大津市北小松の箇所で堅田が登場することは、街道をゆく「湖西のみち」北小松と堅田の話(滋賀県大津市)で、先日ご紹介しました。

▼街道をゆく1「湖西のみち」より

近江」というこのあわあわとした国名を口ずさむだけでもう、私には詩がはじまっているほど、この国が好きである。(中略)近江の国はなお、雨の日は雨のふるさとであり、粉雪の降る日は川や湖までが粉雪のふるさとであるよう、においをのこしている。

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