石を巡る旅3:茶水晶と巨石と山岳信仰と。矢筈ヶ岳から笹間ヶ岳(田上山/滋賀県大津市)

田上山の春

田上山は石の山。

中沢晶洞(石を巡る旅1)でご紹介したとおり、田上山は水晶やトパーズが採れる山として知られますが、古来から巨石が多く山岳信仰の山としても栄えてきました。

笹間ヶ岳周辺では茶水晶が見つかります。

2019年の春に、迎不動(駐車)⇒太神山登山口⇒東海自然歩道⇒矢筈ヶ岳⇒出合峠⇒笹間ヶ岳⇒富川道⇒迎不動と歩いた時の写真を掲載します。撮影・休憩を入れて8時間かかりました。

田上山不動寺の道標

田上山不動寺の神棚

不動寺(太神山)へ向かう東海自然歩道にて。

田上山不動寺の泣き不動

泣き不動(写真)の先に、不動寺(太神山)と矢筈ヶ岳の分岐点があります。

↓この看板が少なくとも2013年12月からこのままで、ハイカー泣かせになっています。矢筈ヶ岳への道は普通に歩けます。気になる方はヤマレコなどで最近登った方の情報をご確認ください。

田上山被害箇所


コバノミツバツツジ

ちょうど花の季節。

新緑とコバノミツバツツジ、そしてスミレに出逢いました。

スミレ

矢筈ヶ岳山頂

矢筈ヶ岳山頂。

道が急登でがれていたのと、風の強い日で、とにかく寒かった印象があります。


出合峠
出合峠

出合峠に出ると、林の間のなだらかな道になります。

実はこの道で小さな茶水晶を発見!(道端に落ちていました)
この後、出合から笹間ヶ岳へ向かう道の端で、かけらのような茶水晶をいくつか見つけました。

どれも水の音が近い場所だったので、沢を流れてきた水晶を発見した人が道端に置いていったのかな?などど、同行してくれた兄弟と推理してみたのですがいまだに謎です。


石の間の道

石の間に道があるのが田上山系の特徴です。

下って振り返るとこんな感じです↓

石の間の道


ツツジの絨毯の道

ツツジの絨毯の道(コバノミツバツツジ)。

新緑がきれいで、うっそうと茂った森が神秘的でした。キノコも生えてました。

キノコ


池

笹間ヶ岳に向かいます。

御仏河原と呼ばれるシダの空間を抜けると、池が現れました。
地図で見ると池が3つありますが、写真の池が一番大きなものです。
この後車道(林道)と合流し、再び山中へ。

笹間ヶ岳頂上はこの八畳岩の上にあります。はしごを上ると・・・

八畳岩

笹間ヶ岳頂上

笹間ヶ岳頂上からの眺め

大津市内の町並みと琵琶湖、比叡山がよく見えます!
大津プリンスホテルが、写真の真ん中左寄りに見えていますね。
堅田の町は雲の中かな?


笹間ヶ岳頂上からの眺め

瀬田川の眺めです。写真の橋は、2019年5月に開通した瀬田川令和大橋全国で初めて元号「令和」を名称に使用した国道の橋として、話題になった)。麓の風景も少しずつ変わっていきますね。

※次回は田上山より不動寺Aと呼ばれる晶洞跡を掲載します(信楽から登ります)。
※次々回は、田上山系以外から廃鉱山跡の写真を掲載予定です。

 

◇撮影日:2019年4月27日
◇撮影地:田上山/湖南アルプス(滋賀県大津市田上里町~大石富川町~大石東町)
◇photograph of Tanakami mountain at April,2019(Otsu city,Shiga prefecture,Japan).

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