初めてのワードプレス(14)訪問者に配慮しつつ画像文章の盗用対策になるプラグイン3選

酒ケーキ・浪の音と、純米酒・浪乃音

デジタル技術の発展で、個人でもサイトを運営・情報発信することが容易な時代になりました。それと同時に、コピーが技術的に容易になったことで、営利目的・商用目的での悪質な盗用から作品・著作物を守ることは必須となっています。

写真サイトを運営していて長年悩ましいのが、大半の真っ当な訪問者の方に配慮しつつ、営利目的・商用目的での悪質な盗用をいかに防止するかという点です。

本屋さんやお店の方が、万引き対策に苦心されているのとどこか似ていているように感じていて、お店の方のご苦労も、言葉にならない部分でわかる気がします。

 

right-click

さて、画像の無断転載で一番簡単な方法だと言われているのが、右クリックです。

右クリックを一律禁止するのは技術的にはある意味簡単で、検索すればその方法も、それを破る方法も載っています。

それでも、右クリックは画像保存の他に様々な機能があるので、訪問者の利便性を考えたらなるべく禁止したくない。用語の検索まで封じることはしたくない。その辺が悩むところです。

 

  • 右クリックを一律禁止することなく、画像の右クリックには警告を出したい。
  • 文章(言葉)の検索用に選択はできるけれども、文章全部のコピーは防止したい。
  • ブログやサイトを更新した後、検索エンジンにすぐにインデックスさせて、他のコピーサイトが先にインデックスしてしまうのを防ぎたい。

 

現時点でたどりついたのが、以下の3つのプラグインを併用する方法です。
写真と画像の対策を分けて考える必要がなければ、最初の2つのうちどちらかだけでも十分です。

  1. Content Copy Protection & Prevent Image Save
  2. TG Copy Protection
  3. WebSub/PubSubHubbub

デジタル技術とインターネットの特徴がコピーと公開性にある以上、完璧な技術はない以上、100%の防止策はありません。それでも抑止力と予防の効果はあります。何かのご参考になれば幸いです。

※画像の無断転載対策 としては、透かしやサインを入れるのも一つの方法です。

造り酒屋のガラス戸ごしに見えた風景

写真:堅田で過ごす夏(2010年8月連載)より「造り酒屋のガラス戸ごしに見えた風景」
撮影地:浪乃音酒造、滋賀県大津市本堅田
※一枚目の写真について⇒酒ケーキ・浪の音(2010年9月掲載)

 

目次
1.Content Copy Protection & Prevent Image Save
2.TG Copy Protection
3.WebSub/PubSubHubbub
4.テーマでカバーできる場合

 

1.Content Copy Protection & Prevent Image Save

右クリック一律禁止のプラグインが大半の中で、テキスト(文章)と画像を分けて設定できる秀逸なプラグインです。他の盗用防止系のプラグインと併用しても干渉がないことから、使い続けてきました。

残念なことに2017年8月19日現在で、更新が2年以上止まったままになっています。WordPressバージョン 4.8.1(現時点の最新バージョン)では機能しています。

◆導入方法

1. 管理画面⇒プラグイン⇒新規追加
wp-plugin-maintenance-1

 

2.「プラグインを追加」画面が出るので、検索窓に Content Copy Protection & Prevent Image Save と入力
prevent-image-save-1

 

3. 「今すぐインストール」をクリック⇒完了したら「有効化」をクリック
prevent-image-save-2

◆設定

  • 右クリックを一律禁止することなく、画像の右クリックには警告を出したい。

prevent-image-save-3

※Text Options:コントロールキーを用いた選択・コピー・切り取り・貼り付けを防止します。テキスト(文章)のコピーを防止したい場合はPreventで始まる箇所すべてにチェックを入れる。許可する場合はAllow Copyの箇所にチェックを入れる。

※Image Options: Prevent Image Saving.(画像の保存を防止する)にチェックを入れる。右クリック時に警告文を出したい場合はメッセージを記入。空欄にすると表示されない。

※Others  Options: コントロールキーを用いたページの保存防止と、右クリックの完全無効が選択できます。右クリックを完全無効にしたい場合はDisable Context menu.にチェックを入れて、メッセージを記入(空欄でも可)。

 

2.TG Copy Protection

右クリック禁止の内容を段階的に設定できるプラグインです。

Content Copy Protection & Prevent Image Saveでテキストに対し弱めの防止策をした場合、TG Copy Protectionと補完させると、検索用に単語の選択はできるけれども、コピーしようとすると空白がコピーされるという微妙な状態を作りだすことができます。

残念なことに2017年8月19日現在で、更新が2年以上止まったままになっています。WordPressバージョン 4.8.1(現時点の最新バージョン)では機能しています。

Content Copy Protection & Prevent Image Saveと併用しても干渉しません。またTG Copy Protectionを使用した状態で、お問い合わせフォーム(Jetpack使用)に書き込み・送信しても何ら不具合はありませんでした。(普通に書き込み・送信できます。)

なお、当サイトではこの記事を書くためにTG Copy Protectionを導入しましたが、後日停止する予定です。(ソースコードの紹介記事で、ソースコードがコピーできなくなるのは本末転倒なので)

このプラグインのことは、Mr.フリーマンさんのワードプレスブログのコピペを防止するおすすめプラグインは?という記事で知りました。Mr.フリーマンさんの記事とはバージョンが違うのか、設定画面が異なっている点はご留意下さい。

◆導入方法

1. 管理画面⇒プラグイン⇒新規追加
wp-plugin-maintenance-1

 

2.「プラグインを追加」画面が出るので、検索窓に TG Copy Protection と入力
tg-copy-protection-1

 

3. 「今すぐインストール」をクリック
tg-copy-protection-2

⇒完了したら「有効化」をクリック
tg-copy-protection-3

◆設定

  • 文章(言葉)の検索用に選択はできるけれども、文章全部のコピーは防止したい。

tg-copy-protection-4

※4段階で選択できます。

  • コピー/印刷/保存/ソースコード等のマウスとキーボードのコマンドを無効にして、コピー防止を有効にする(一番強力)
  • 何もコピーされない設定(空白がコピーされる)ことで、コピー防止を有効にする
  • コピー防止機能は無効化されるが、テキストをコピーすると著作権を表示したリンクが表示される。著作権表示の内容は設定可能
  • コピーを完全に許可する

3.WebSub/PubSubHubbub

こちらはよく知られたプラグインで、日本語の情報もたくさんあるうえ、更新もされています。

  • ブログやサイトを更新した後、検索エンジンにすぐにインデックスさせて、他のコピーサイトが先にインデックスしてしまうのを防ぎたい。

いわゆるパクリサイトよりも先にインデックスすることで、オリジナルサイトを守ります。

◆導入方法

1. 管理画面⇒プラグイン⇒新規追加
wp-plugin-maintenance-1

2. 「プラグインを追加」画面が出るので、検索窓に WebSub と入力
3. 「今すぐインストール」をクリック⇒完了したら「有効化」をクリック
WebSub/PubSubHubbub

◆設定:特に必要なし

 

4.テーマでカバーできる場合

商用サイトや流行のものを扱うサイトなど、サイト全体を一律コピープロテクトしたい場合テーマの機能でカバーできることがあります。筆者の場合、事務所のストックフォトサイトではテーマの機能で一律コピープロテクトしています。

例えば「Stinger」「Stinger Plus」を使っていれば、サイトを一律コピープロテクトできる機能があるので、「Content Copy Protection & Prevent Image Save」と「TG Copy Protection」は基本的に不要です。

「Stinger」「Stinger Plus」ではテーマの機能の中に以下の設定があります。有効にすれば完了です。

テキスト選択不可にする※100%コピーを禁止できるわけではありません(個々の設定が優先されます。)

ただし、お問い合わせページは除外しておいて下さい。

 

掲載の経緯:

下記記事は1~2年前に載せたものですが、他サイト様でご紹介いただいたこともあり、今でも読まれています。キュレーションサイトの報道がされ、声を上げる人が増えている中で、現状に対処していく方法論の一つとして、自分の経験がいつか誰かのお役に立てるかもしれないと思い、今回はワードプレスについて連載しています。

写真の無断転載に抗議して使用料の話をしてみたところ・・・某バイラルメディア/キュレーションメディアの無断転載がひどすぎる件

Googleに著作権侵害の申し立てをするときは「名前の公開」に気をつけて!~ブログ移転裏話その1


 

次回(第15回)は、写真の盗用対策(サーバーの設定、具体的には.htaccessの記載方法)について掲載していきます。サイト丸写しプラグインを撃退する方法などを予定。

 


◆初めてのワードプレス(全20回)目次

1)独自ドメイン取得
2)レンタルサーバーの選び方(必要な条件やスペックを考えてみた)

3)サーバーを借りた後、何をどうすればいいか(手順)
4)WordPressをインストールする

5)Edit Author Slugでユーザー名を非表示にする
6)メンテナンス中表示にするComing Soon Page & Maintenance Mode by SeedProd

7)高機能プラグインJetpackの設定方法
8)Akismet Anti-Spamの設定とAPIキー取得方法

9)ワードプレスの設定とテーマの変更・カスタマイズ
10).htaccess/TeraPad/FTPソフト

11)WordPressをドメイン直下に表示する方法
12)固定ページの作り方/レイアウト/メニュー表示(問い合わせページを例に)

13)WordPressを使った写真ブログの作り方
14)訪問者に配慮しつつ画像文章の盗用対策になるプラグイン3選(今回)

15)画像の直リンク禁止と自動コピーサイト作成阻止法(.htaccessで出来る盗用対策)
16)検索に表示したくない画像がある場合の対処法(robots.txtの作成と設置方法)

17)検索エンジンに登録する方法(XMLサイトマップとGoogle Search Console活用法)
18)入れておくといい基本的プラグイン20選

19)圧縮とキャッシュの設定、ログイン画面にアクセス制限をする(.htaccessで出来るSEOとセキュリティ対策)

20)今後の注意点6選(更新・PHPバージョン・バックアップ・パーミッション変更・WordPressの基本形・データベース接続確立エラー)

 

◆番外編(画像4600枚超える写真ブログ、10年目の試行錯誤)

写真ブログの画像だけMixHostから別サーバー(スターサーバー)に移してみました(2017/9/5)

スターサーバーで無料の独自SSLを設定した手順(ネットオウル提供のサブドメインでも可能)(2017/9/5)

レンタルサーバーの話(2017年夏):ロリポップ!無料独自SSL対応、エックスサーバーSSD採用、そしてスターサーバー統合(2017/8/11)

写真サイトに使えそうな新しい独自ドメインが次々登場~.camera.photoから.studioまで(2017/7/3)

10年続く写真ブログ、サーバーをファイアバードからmixhostへお試し移転中です(2017/6/30)

 

◆無料ブログからワードプレスへの移転(無料ブログ側の設定)

無料ブログからWordPressへの確実な引越し~リダイレクトできない無料ブログで行った3つのこと

 

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