初めてのワードプレス(1)独自ドメイン取得

矢田寺のお地蔵さんとアジサイ

このブログは現在WordPressを使っています。2年前に無料ブログからWordPressのサイトへ引っ越ししたときに、独自ドメイン(katata.info)を取得してサーバーを借りました。

その前後に事務所のホームページを独自ドメインで作ったり、その一部を後からWordPressにしたり、他の方のホームページの移転を手伝ったりしてきました。

写真サイトを作る上でのサーバーの設定(直リンク禁止など盗用防止策)やWordPressプラグインのことなども書いてみたいと思っています。

 

目次

1.独自ドメイン取得のメリット
2.独自ドメインの費用
3.独自ドメインの種類と空きドメインの調べ方
4.独自ドメインをどこで取得するか
(1)ネームサーバーのDNSレコード編集が、取得者側で可能な設定になっていること
(2)その種類のドメインを扱っている会社であること
(3)Whois情報公開代行をしてくれること(例外あり)
(4)レンタルサーバー会社と同系列のサービスを選択すると優遇される場合がある
(5)レンタルサーバーで独自ドメインをプレゼントしてくれることがある
5.無形財産としての独自ドメイン
6.独自ドメインについての注意点(更新しない場合)

 

1.独自ドメイン取得のメリット

独自ドメインとはインターネット上の住所で、いわば屋号のようなものです。URL(当サイトならkatata.info)がずっと変わりません。

・ホームページを開設した後にサーバーを引っ越ししても、同じURLを名乗ることができます。

・Googleなどの検索エンジンに同じサイトだと認識してもらえるので、SEO上有利だと言われています。

自分や自社オリジナルのメールアドレスとして使うことができます。(なお独自ドメインは、ホームページを開設せずにメールアドレスとしてだけ使うこともできます。)

 

2.独自ドメインの費用

一般的な.comや.netの場合、取得費用は1300円程度で、翌年以降の更新料も年1300円程度です。当サイトで使っている.infoの場合は年1490円で更新しています(2017年現在)。

一般的な.comや.net、.infoなどの場合、更新料を10年分まとめて払うこともできます。更新料はその後の情勢で値上がりすることがありますが、事前に連絡が来るので心配はいりません。

ドメインを購入・管理する会社は自分で選ぶことができます。よくキャンペーンをやっていますが、キャンペーン中だと取得費用が数百円から数十円のこともあります。ただし翌年以降の更新料は通常価格に戻りますのでご注意を。

 

3.独自ドメインの種類と空きドメインの調べ方

たとえば、katataに空きがあるかどうか、お名前.comで調べてみます。

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空白のところはすべて空きドメインなので購入できます。

2ページ目でようやくkatata.infoが出てきました。今だと320円だそうです(^^;)

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4.独自ドメインをどこで取得するか

好きなところを選んでください。ただし、いくつか注意点があります。

(1)ネームサーバーのDNSレコード編集が、ドメイン取得者側で可能な設定になっていること

場合によっては、これができないと後々困ることがあります。よく知られている以下のサービスはすべてDNS設定に対応しています。

  • お名前.com
  • ムームードメイン
  • さくらインターネット
  • スタードメイン
  • Xドメイン

DNSレコード編集が必須になるのは、1.WEBサーバとメールサーバを別々に設置する場合や、2.障害等に備えてDNSサーバを自宅サーバとレンタルサーバで複数稼働させる(冗長構成する)場合です。

ちなみに私の場合は1.のケースに該当しまして、スタードメインで独自ドメインを取得、WEBサーバはファイアバード(現在はMixHostへ移転中)、メールサーバはさくらインターネット(さくらのメールボックス)で使用してきました。

こうすることでWEBサーバが落ちてもメールの送受信に影響はなく、WEBサーバーを移転した場合にもほぼタイムラグなくメールを送受信できるメリットがあります。さくらのメールボックスの費用は年1000円程度なので、費用面での負担は感じていません。

個人でも簡単に設定できます。メールサーバを別にする設定方法については後日書く予定です(スタードメインを基軸にファイアバードの場合、MixHostの場合を図示します)。

 

(2)そのドメインを扱っている会社であること(ドメインの種類)

ドメインの取得は早いもの勝ちなので、欲しい名前を.comや.jpで探しても既に登録済みということが起こります。

それなら増やせばいいということで、2012年にドメインが自由化されました。現在は毎年のように新ドメイン(新gTLD)が続々登場しています。

たとえば写真サイトによさそうなものでも、こんなにたくさんの種類の新ドメインがあります。

.art .camera .gallery .photo .photography .photos .pics

他にも、

・どんなお店にも使えそうな .shop
・コーチの方におすすめな .coach
・弁護士さんなら .lawyer
・愛犬家の方には .dog、
・個人的には .ninja(忍者)まであるのが驚きでした。

写真サイトに使えそうな新しい独自ドメインが次々登場~.camera.photoから.studioまで

 

ところで、会社によって扱うドメインの種類はかなり異なります。新ドメインは扱っているところがまちまちなうえに、相対的に価格が高いので、その点留意されておいたほうがいいかもしれません。

ブログ用に独自ドメインを検討した際、.photoも検討しましたが、扱っていたのは「お名前.com」他2社しかありませんでした(2015年夏当時)。

確かひとつはGonbei Domain(ゴンベエドメイン)だったと記憶していますが、もう一社はどこだったか覚えていません。

ちなみに、ゴンベエドメインの扱うドメインは約1000種類だそうで、ダントツの数です。見ているだけでも楽しいので、変わったドメインを探す場合はおすすめです。

 

(3)Whois情報公開代行をしてくれること(例外あり)

独自ドメインを取得すると、取得者の名前(会社なら社名)と連絡先を公開しなければならない決まりになっています(Whois情報公開)。

特に個人の場合だと、住所やメールアドレス、電話番号をインターネット上で公開しなければならないなら、独自ドメインやめておこうかな・・・と思うのは、自然なことです。

実は、かなりの種類のドメインで、取得会社が連絡先を代わってくれます(Whois情報公開代行)。代行されると、お名前.comなどの会社が連絡先として記載されます。

しかも無料で行ってくれるところが多いようです。私はスタードメインで.comと.infoを一つずつ取得・管理していますが、Whois情報公開代行は無料で、特に申し込まなくても代行がなされていました。

 

<確認事項>

◆ドメイン取得前に「Whois情報公開代行」が可能かを必ず確認して下さい。

◆ドメイン管理会社によっては、契約時に申し込み画面で「チェックマークを入れる」形で意思表示が必要で、かつ「登録申請と同時」でないと「無料」にならない会社があります(具体的に言うと「お名前.com」です)。ご注意ください。

検討されている方はご一読を。
Whois情報公開代行|お名前.com

 

例外:Whois情報公開代行ができないドメイン(例:.jp、.org、.asia)があります。

たとえば.jp(汎用JPドメイン)の場合、「登録者名」は Whoisで公開されます。公開連絡窓口(連絡先)は会社が代行してくれる場合が多いようです。以下、参考になる情報を挙げておきます。

Q汎用JPドメイン名を個人で登録したい(しています)が、Whoisで個人情報を公開しない方法はありますか?

A 登録者のお名前、公開連絡窓口のお名前、電子メールアドレス、電話番号は必須の項目ですので、非公開とすることはできません。

ただし、登録者名は個人名でなく、組織・団体名とすることもできます。また公開連絡窓口については、指定事業者などが公開連絡窓口を代行するサービスなどを提供していることもあります。詳しくはご登録を検討されている指定事業者にお問い合わせください。

よくある質問 JPドメイン名の活用について|株式会社日本レジストリサービス(JPRS)

【公開連絡窓口番号】にて設定する連絡先情報については、弊社の代理公開情報を選択していただけましたら電話番号や住所といった個人情報は公開されません。

『.jp』ドメインの個人情報をWHOISで公開したくないのですが。|ムームードメイン

 

登録の詳しい書き方はカゴヤ・ジャパンのホームページに載っています。2015年当時に調べて興味深かったのは「個人事業主の場合には、屋号等を入力します。」の一文でした。少々値は張りますが、個人事業主の方は.jpを検討されるのも悪くないと思います。

公開連絡窓口はカゴヤ・ジャパン株式会社となります。

登録者名(WHOIS)

・法人の場合には、法人名を入力します。
例) カゴヤ・ジャパン 株式会社

個人事業主の場合には、屋号等を入力します。
例)KAGOYA Internet Routing

・個人での場合には、個人名を入力します。
例)北川 貞大
※ 姓と名の間には半角スペースが必要です

汎用JPドメインの新規取得|カゴヤ・ジャパン

 

(4)レンタルサーバー会社と同系列のサービスを選択すると優遇されることがある

たとえば2017年7月4日現在、ざっと見てみたところ・・・色々やっていますね。

  • お名前.com・・・サーバーとセットでの申し込みでドメイン代1円
  • ムームードメイン・・・ヘテムル(レンタルサーバー)など関連サービスで初期費用無料
  • スタードメイン・・・ミニバード・ファイアバードなどネットオウル社のサーバーで使えるポイント付与&無料レンタルサーバー付与(※ただし「スタードメイン特典のスターサーバー(無料サーバ-機能)」ではWordpressは使えません)
  • エックスドメイン・・・エックスサーバーなど関連サービスで初期費用半額&無料レンタルサーバーあり

※Xdomainの無料レンタルサーバーはメイン未契約でも利用可能、ただしDNS設定機能なし、スマホで広告表示あり。

 

(5)レンタルサーバーで独自ドメインをプレゼントしてくれることがある

エックスサーバーなどでよく見かけますが、レンタルサーバー会社のキャンペーンで独自ドメインをプレゼントしてくれる場合があります。その会社のレンタルサーバーを使い続ける予定なら考慮にいれていいかもしれません。

 

5.無形財産としての独自ドメイン

独自ドメインは、ホームページにもメールにも利用せずに、ただ保有することも可能です。

無関係の第三者に使われないようにするため、会社で以前の社名やプロジェクト名のドメインを保有している場合があります。

また同様の理由で、co.jpだけでなく、.com、.net、.jp等で社名のドメインを揃えて取得・保有している会社も少なくありません。

当ブログの場合、katataは.infoが空いていたので取得できましたが、取得当時の2015年夏に調べてみたところ、katataの.jpとco.jpは同じ会社が保有されていました。さすが企業だなと感心した記憶があります。

地元の方は皆さんご存じの会社なので、(というかホームページのアドレスを見れば一目瞭然なので)書きますと、katata.co.jpは堅田の隣・大津市真野6丁目にある堅田電機株式会社さんが保有されています。

※ドメインに登録されている情報は「Whois検索」で調べることができます。
Whois検索|お名前.com

6.独自ドメインについての注意点

私の知っている話の中に、東日本大震災の被災地で作られたサイトの後日談があります。

2011年当時多くのアクセスを集めた人気サイトのドメインが、数年経つと更新されずに中古ドメインとして市場に流れました。

その後かなり怪しいサイトに使われていることが判明し、関係者の方が困っておられました。

中古ドメインは過去に運営されていたサイトの評価を引き継ぐため、SEO対策に有利とされています。しかし、一旦手を離れたらドメインを誰がどういう風に使うかは、誰にも分かりません。

会社や公共性の高いサイトのドメインでも、同様のことが問題になっています。買い戻すには高額の費用が必要なケースもあります。ドメインを手放すときは注意して下さい。

 


◆初めてのワードプレス(全20回)目次

1)独自ドメイン取得(今回)
2)レンタルサーバーの選び方(必要な条件やスペックを考えてみた)

3)サーバーを借りた後、何をどうすればいいか(手順)
4)WordPressをインストールする

5)Edit Author Slugでユーザー名を非表示にする
6)メンテナンス中表示にするComing Soon Page & Maintenance Mode by SeedProd

7)高機能プラグインJetpackの設定方法
8)Akismet Anti-Spamの設定とAPIキー取得方法

9)ワードプレスの設定とテーマの変更・カスタマイズ
10).htaccess/TeraPad/FTPソフト

11)WordPressをドメイン直下に表示する方法
12)固定ページの作り方/レイアウト/メニュー表示(問い合わせページを例に)

13)WordPressを使った写真ブログの作り方
14)訪問者に配慮しつつ画像文章の盗用対策になるプラグイン3選

15)画像の直リンク禁止と自動コピーサイト作成阻止法(.htaccessで出来る盗用対策)
16)検索に表示したくない画像がある場合の対処法(robots.txtの作成と設置方法)

17)検索エンジンに登録する方法(XMLサイトマップとGoogle Search Console活用法)
18)入れておくといい基本的プラグイン20選

19)圧縮とキャッシュの設定、ログイン画面にアクセス制限をする(.htaccessで出来るSEOとセキュリティ対策)

20)今後の注意点6選(更新・PHPバージョン・バックアップ・パーミッション変更・WordPressの基本形・データベース接続確立エラー)

 

◆番外編(画像4600枚超える写真ブログ、10年目の試行錯誤)

写真ブログの画像だけMixHostから別サーバー(スターサーバー)に移してみました(2017/9/5)

スターサーバーで無料の独自SSLを設定した手順(ネットオウル提供のサブドメインでも可能)(2017/9/5)

レンタルサーバーの話(2017年夏):ロリポップ!無料独自SSL対応、エックスサーバーSSD採用、そしてスターサーバー統合(2017/8/11)

写真サイトに使えそうな新しい独自ドメインが次々登場~.camera.photoから.studioまで(2017/7/3)

10年続く写真ブログ、サーバーをファイアバードからmixhostへお試し移転中です(2017/6/30)

 

◆無料ブログからワードプレスへの移転(無料ブログ側の設定)

無料ブログからWordPressへの確実な引越し~リダイレクトできない無料ブログで行った3つのこと

 

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