日本百名山・伊吹山の夏の花(2016年8月9日撮影)

ガスに覆われた伊吹山

8月に入って猛暑が続いていますが、お変わりありませんか。少しでも涼しげな写真を・・・ということで、8月9日に撮影に行った伊吹山の写真を掲載します。

麓はいいお天気でも、山頂駐車場から見た山頂付近はご覧の通りのガス・・・天気を気にしながら、一番奥の西登山道から上りました。

西登山道は、伊吹山頂まで徒歩約40分・距離は約1000m。お花畑が楽しめるコースです。(※2014年夏に来たときは「遊歩道」と呼ばれていましたが「登山道」に名称変更されていました。)


ルリトラノオ
8月の伊吹山でひときわ目を引いたのは、紫色のルリトラノオです。


シモツケソウ
そして、ピンクがきれいなシモツケソウ。夏の伊吹山を代表する花です。


キオンの花
西登山道の所々に獣よけの扉がありました。2014年夏に来たときはなかったものです。扉をくぐると、眼下にお花畑が広がっていました。写真はキオンの花です。


コオニユリとクサフジ
コオニユリの花もよく見かけました。周りの紫の花は、マメ科のクサフジです。


ツリガネニンジン

キキョウ科のツリガネニンジン

2014年は7月の終わりに伊吹へ来たのですが、そのとき満開だったメタカラコウヤマホタルブクロは、今回は終わりかけでした。時期が変わると花も変わるので、毎回微妙に違うのが山の面白いところです。


シモツケソウ群生地

突然眼に飛び込んできたのが、シモツケソウの群生地。獣よけのネットの向こうに、見事なお花畑がありました。

保護活動をされている地元の方の話では、シモツケソウはシカやヨモギに負けてしまうので、ネットを張って除草をしながら、3年かけてここまで育てたそうです。


石灰岩の斜面とお花畑

再び獣よけの扉をくぐって、西登山道の脇道に出ました。白く見えているのは石灰岩で、斜面には黄色い花が咲き、霧が出ていてどこか幻想的な風景。百名山らしい雰囲気のある写真が撮れました。


3合目へ続く登山道

伊吹山の登山道がくねくねと、3合目に向かって伸びています。麓の上野登山口から続く登山道とここで合流します。


カワラナデシコ

8月の伊吹山のもうひとつの主役、カワラナデシコの花が咲いていました。


霧の伊吹山寺

山頂はこの通りのガス・・・気温は23度。東登山道(下山専用で徒歩約60分・距離は約1500m)で下りるつもりでしたが、中央登山道(急勾配だけど約20分・距離は約500m)に急遽変更しました。

写真の伊吹山寺は伊吹山修験道の寺で、入ると仏像を拝むことができます。僧侶の方が詰めておられて、先ほどまで気温は18度だったと話しておられました。

伊吹山は古来から修験道の聖地でしたが、江戸時代を最後に衰退の一途を辿ったため、再興を発願した方が昭和60年(1986年)に山麓伊吹山寺を再興されました。その後平成3年(1991年)になって山頂に本堂(写真)が再建されています。


お花畑

途中で脇階段があったので、少し寄り道してみると・・・ネットの向こうにお花畑が広がっていました。きれいだなあ・・・フェンス越しに望遠で撮っています。


中央登山道

中央登山道は、長い階段が続きます。あれ、晴れてきたぞ??


サラシナショウマ

サラシナショウマの白い穂が風に揺れる風景。秋だなあと感じる瞬間です。


竹生島と琵琶湖

竹生島と琵琶湖が、かなたに見えていました。左の山が伊吹山です。


晴れた伊吹山

うーん、山頂はすっかり晴れているぞ・・・
これが山だな・・・いつかまた来よう・・・


▼晴れた日の伊吹山。2014年7月に西遊歩道と東遊歩道(当時)で撮影しています。

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