伊吹山麓のセツブンソウと春の花(2016年3月撮影)

残雪とセツブンソウ

暦は啓蟄ですね。「冬籠りの虫が這い出る」(広辞苑)と言われる頃です。今年は春が早いので、3月に入ったらセツブンソウの様子を見に行こうと決めていました。

2月29日から3月1日に降った雪の関係で、実際に伊吹山麓を訪ねたのは3月3日。自生地の大久保ではセツブンソウの花が咲いていました。ひなたと道路に雪はなく、陰に少し残る程度でした。

大久保の集落と白梅・紅梅の花

道の駅「伊吹の里旬彩の森」から姉川に沿って北上していくと、大久保の集落があります(滋賀県米原市大久保)。集落を望む高台にセツブンソウの自生地があります。この日は気温が13度を超えた暖かい日で、白梅と紅梅の花がきれいに咲いていました。

セツブンソウとキバナアマナ

セツブンソウとキバナアマナ。どちらも小さな花なので、足元には気をつけて・・・。

セツブンソウは石灰岩地域に多く見られる植物だそうですが、そういえば伊吹山も石灰岩の採掘で知られる場所です。大久保の南にはセメント工場の見える峠があって、峠周辺にもセツブンソウが自生しています。現地に道案内のポスターがありますので、余力のある方は行ってみてください。

※2年前に実際に行ってみた記録です⇒伊吹山麓のセツブンソウと春の花、「峠のシシ垣」

三角屋根の民家とミツマタ

三角屋根の民家とミツマタ。こういう風景が残る集落は貴重だと感じます。大久保から姉川の上流をさかのぼると、国の重要文化的景観に指定された「東草野の山村景観」に出会えます。お時間のある方はこちらもぜひ。

※東草野は米原市甲津原(こうづはら)、曲谷(まがたに)、甲賀(こうか)、吉槻(よしつき)の総称です。近日中にブログでご紹介する予定です。

三角屋根の民家とミツマタ

スハマソウ(ミスミソウ)が咲き始めていました。

フキノトウ

フキノトウが顔を出していました。少しずつ春の足音が近づいています。

Ealry spring flowers,Shibateranthis pinnatifida,Gagea lutea,Hepatica nobilis,and Petasites japonicus (Okubo,Maibara city,Shiga prefecture,Japan).


セツブンソウ群落

自然の小さな花を撮るために、軽いカメラを考える

セツブンソウは2cmほどの花で、とても小さな植物です。私は毎年、小型の一眼レフに望遠レンズで撮影しています(焦点距離は35mm換算で90-210mm程度)。三脚立てて、歩道をふさいで、というのが、性分上どうもできなくて。

仕事によってはRAW撮影で高画素数が求められるので、ミラーレスか小さい一眼レフで撮影するしかないか・・・と思ってきたのですが、本音を言うと、セツブンソウのような自然界の小さな花には、マクロの効く小さなカメラが一番ですね。

最近、プライベート用に軽いカメラかコンパクトデジカメを買おうと思って調べていたら、月や野鳥も手持ち撮影できる(!)コンパクトデジカメが出ていました。

 

COOLPIX P610
月や野鳥も手持ち撮影できるコンパクトデジカメ。565g。アマゾンで¥ 33,172になっています(2016年3月5日現在)。これ、いいな。

 

COOLPIX B700
こちらはP610の後継機で、2016年4月発売予定。広角24mm相当から超望遠1440mm相当まで、超望遠撮影が可能です。レンズ前約1cmまでマクロで寄れます。約570g。

 

個人的には、6月に出る高性能コンパクトデジカメのDL24-500 f/2.8-5.6が気になっています。大きなカメラで鳥をおどかしたくないから、こういうのが一つあるといいなと思っています。RAW撮影が出来て、一眼レフのストロボ(スピードライト)がそのまま使えるもがいいですね。これだと花から鳥までいけますよ。

※作例⇒http://www.nikon-image.com/products/compact/dl/24-500_f28-56/sample.html

※2017/2/21追記:DLシリーズは2/13に発売中止が発表されました。(追記ここまで)

 

筆者は寺社の撮影に行くことも多いです。やはり撮影マナーの問題と絡んでくるのですが、東大寺のお水取りや京都のように「三脚・一脚禁止」の場所が増えてきて、必然的に手持ち撮影になりました。

ほかにも、祭事の行列を追いかけながら撮ったり、大雪の比叡山延暦寺を登山しながら撮影するなど、レンズ交換することなく同じカメラで撮り続ける場面が多いです。

これからはNikon DLのような高性能コンパクトデジカメと一眼レフを併用してみるのも面白いかもしれません。あるいはミラーレスを併用するか、他社のカメラを検討することを含めて、しばらく試行錯誤が続きそうです。

Copyright(c) Jun Kanematsu/junphotoworks.com(兼松純写真事務所)

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