「新日本風土記」放送日のお知らせ(堅田・仰木が登場予定です)

先日お伝えした「新日本風土記」放送日のお知らせです。
「寿司」がテーマの回で、鮒寿司が取り上げられます。
堅田(鮒寿司)・献撰供御人行列(堅田から京都へ鮒寿司を奉納する祭事)・仰木の棚田(近江米の産地)が登場予定です。

テーマは「寿司」
放送日 2014年7月4日(金)午後9時
再放送 7月9日(水)午前8時
再放送 7月12日(土)午前6時
http://www.nhk.or.jp/fudoki/upcoming.html

▼7/18追記:「寿司」放送回の特集ページはこちらです。
http://www.nhk.or.jp/fudoki/140704broadcast1.html

探訪【近江水の宝】重要文化的景観 高島市海津・西浜・知内の水辺景観をゆく 2014/6/28開催のお知らせ(申込みは6/26まで)

マキノサニービーチ
滋賀の重要文化的景観を訪ねて、琵琶湖畔を歩きませんか?という見学会のお知らせです。

場所は琵琶湖の西側、最北部にある高島市マキノ町。
リンク先の地図の通り、近江から越前(福井)へ通じる西近江路が通る街道の町です。

海津・西浜・知内地区の水辺の景観は、平成20年に国の重要文化的景観に選定されました。海津地区は琵琶湖の港としても栄えた交通の要衝で、湖岸には見事な石積みが残っています。

「今回の探訪では、海津・西浜・知内地域文化的景観まちづくり協議会、マキノまちづくりネットワークセンターのボランティアガイドと県・市の文化財専門職員が同行し、海津・西浜・知内の水辺景観を詳しく訪ねます。」とのことです。(案内チラシより)

今回ご紹介する「水辺景観をゆく」は、滋賀県教育委員会主催の「近江歴史探訪」の一環です。
秋以降には、昨年ご紹介した飯道山や金勝山(写真)、前回掲載の竜王寺を探訪する回もあります!ご参考までに、今後の日程とあわせて掲載しておきますね。

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「大津百町」の中の堅田~かつて大津旧市街に上堅田町・下堅田町と呼ばれた町がありました

堅田や近江(滋賀)をきちんと撮影したいと思い、
昨年の秋から、歴史博物館に通って勉強しています。

一旦調べだすと面白くて、脱線ばかりしていますが^^
思いがけない形で堅田に出会いました。

今回取り上げるのは、勉強していく中で知った
「大津の旧市街(大津百町)に堅田町と呼ばれた町があった」
という歴史のお話です。

「大津の中に堅田がある」と書くと、
「大津市北部に堅田という町がある」という意味に
理解するのが通常です。
(社会生活上はこちらの理解で十二分です^^)

ところが、今回ご紹介する堅田町は、
天正年間(1573-92・ほぼ安土桃山時代)に
堅田の船頭を大津に移住させたことで生まれたという、
歴史上の町なのです。

場所は、現在の大津市中央3丁目・大津市島ノ関。
ちょうど中央小学校周辺から島ノ関駅の辺りに、
上堅田町(かみかたたまち)・下堅田町(しもかたたまち)という
2つの町がありました。

古文書を見ると、上堅田町と下堅田町は
「堅田町」と総称されて登場していることがあります。

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あかねさす 紫野2(道の駅 竜王かがみの里周辺の隠れた名所をめぐる。老々塚古墳・東山道鏡宿・義経元服池・鏡神社・西光寺跡の宝篋印塔:滋賀県蒲生郡竜王町)~近江山河抄の舞台を歩く(65)

老々塚古墳
それはまるで石舞台古墳のような、見事な古墳だった。
住宅街のはずれにある児童公園に案内板を見つけて、山へと続く小道をたどってゆく。公園入口から1、2分しか歩いていないのに、山中に突如現れた老々塚古墳(三ッ山古墳群)。
鏡山周辺には古墳が多いと聞いていたが、この古墳には本当に驚いた。
石室というのは地中に埋まっていることが多いが、ここではほとんどが地表に現れている。

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あかねさす 紫野1(蒲生野の額田王の歌ゆかりの地をめぐる。鏡神社・龍王寺(雪野寺跡):滋賀県蒲生郡竜王町)~近江山河抄の舞台を歩く(64)

美松台
白洲正子さんの紀行文『近江山河抄』(1974年刊)の舞台を写真とともにご紹介しています。これでちょうど『近江山河抄』1000枚目の写真になりました。(撮影日:2014年5月19日)

冒頭の写真は、蒲生郡竜王町の美松台という住宅街で撮影したもの。
タイトルの「あかねさす 紫野」は、万葉集に出てくるおなじみの相聞歌からとっている。

「茜さす 紫野行き 標野(しめの)行き 野守は見ずや 君が袖振る」(額田王)
「紫草(むらさき)の 匂へる妹(いも)を 憎くあらば 人妻故に 我恋ひめやも」(大海人皇子)

この歌は近江の蒲生野(がもうの)で668年に行われた薬狩の際に詠まれたと言われている。だが、「標野」が蒲生野のどこにあったのか、はっきりしていない。

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