奈良・東大寺にて、修二会前日、11人の僧侶(練行衆)が二月堂参籠宿所に入るところ~2014年2月の撮影日記から(6)

昨年(2013年)、「近江山河抄の舞台を歩く」の中で、奈良とのつながりをご紹介した。(※)
そのご縁で現在、奈良を撮っている。

東大寺といえば、二月堂での修二会(いわゆるお水取り)が3月1日から始まった。
それに先だって、2月20日より「別火」と呼ばれる前行の期間があった。
練行衆(れんぎょうしゅう)と呼ばれる11名の僧侶が、泊まり込みで行(ぎょう)を行うのだ。
古来より、天下泰安、風雨順時、五穀豊穣、万民快楽など、人々の幸福を願う行である。

*別火について⇒東大寺ホームページ

練行衆が二月堂参籠宿所に入るところ

そして、2月28日の午後。
前行を終えた練行衆が、東大寺戒壇院の庫裡(別火坊)から
二月堂参籠宿所(さんろうしゅくしょ)に移動する。その一場面を撮影させていただいた。

(※)近江(滋賀)と奈良のつながりについて
聖武天皇が発願した大仏は、近江の紫香楽宮(甲賀市信楽町)で造り始められた。
信楽の山続きには、奈良の鬼門に建てられた寺がある(栗東市の金勝寺)。
東大寺初代別当となった良弁は、金勝寺を開いた僧侶。近江出身と言われている。
奈良に都が移ったことで、大仏と国家鎮護の寺は、東大寺で実現された。
金勝(大野神社界隈)には、興福寺や藤原氏との繋がりを伺わせる社寺が残る。

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