比良の暮雪10(琵琶湖畔のまち、堅田。浮御堂(海門山満月寺)と堅田の名所・歴史・風景を掲載)~近江山河抄の舞台を歩く(58)

浮御堂
琵琶湖に浮かぶようにして建つのが、近江八景「堅田の落雁」と歌われてきた浮御堂。
平安時代の僧侶・恵心僧都(源信)が、湖上交通の安全と衆生済度を願って995年頃に建立。
堂内には「千体仏」と呼ばれる1000体の阿弥陀仏が安置されている。
正式名は海門山満月寺(臨済宗大徳寺派)で、現在の建物は昭和12年の再建。
堅田駅前から町内循環バスに乗ると、数分で浮御堂前に到着する。

続きを読む →

日枝の山道5(比叡山横川から飯室谷まで、千日回峰行の道を駆け下りる。そして安楽律院へ)~近江山河抄の舞台を歩く(56)

比叡山西塔
白洲正子さんの『近江山河抄』を読んだ時、心に残った一節がある。

「飯室谷へは、坂本の西教寺からも、仰木からも車で行けるが、
少々苦しくても、横川から下ってみないことには半分の価値もない。」

横川(よかわ)といえば、比叡山延暦寺の一番奥、深い山の中にある。
飯室谷へは千日回峰行の道の一部になっているので、撮影は難しいだろうと思っていた。
ところが、この道は、ハイキングコースとして一般にも使われていることが分かった。

続きを読む →

近江路3(滋賀県湖南市:岩根の磨崖仏と善水寺/湖南三山そろっての紅葉の写真とともに)~近江山河抄の舞台を歩く(55)

善水寺への曲がり角
日曜日の朝。曲がり角で道が3つあると言われると、何か意味があるのかなと思った。
そして、こういうとき、道の選び方に性格が出るような気がした。

私は徒歩だったので、最短の右の歩道を選んだ。いざとなれば車道に戻ればいい。
これは岩根というバス停を下りて、善水寺まで行こうとしたときの話です。

続きを読む →