安心して情報発信を行うために~実践編:発信者の安全・プライバシーに配慮した方法を考える(その1)

最近、自分の写真作品を集めたホームページを公開しました。
私が以前から東日本大震災に関する支援サイトを運営していることもあり、
ネットで情報発信することについての不安や悩みについて、
何人かの女性の方と、話をする機会がありました。

おそらく、不安はこのあたりに集約されるのではないかと思います。

1.発信者の安全・プライバシー(精神衛生面を含む)
2.技術的なもの(わからない、難しそう)
3.著作権がらみ

情報発信したいけれど、聞こえてくるのはなんだか怖い話が多いし、
それで躊躇している方も多いのでは、と思います。

今回は、安心して情報発信を行なうためにも、
発信者の安全・プライバシー(精神衛生面にも配慮した)の観点から、
私自身の経験を踏まえて、ちょっとした知恵を書いてみました。

※主に女性の方や初心者の方が、個人で発信する場合を想定しています。
※プライベートから社会活動に至るまで、様々な場面を想定しています。
※セキュリィテイ(ウイルス対策)については、専門ではないので触れません。


◇自宅の住所・名前

一般論としては、住所は都道府県(あるいは市町村)でとどめておき、
必要な人には後から知らせるのが一番だと思います。

仕事の場合は職種や形態にもよると思いますが、住所は市町村でとめておくか、
表示していないことも多いようです。(個人事務所やフリーランスなど。)

名前は通称名(雅号・ペンネーム)を使うのもひとつの手段だと思います。
(本名が必要なのは、税金の申告と契約書面を書くときくらいなので。)
ただし、仕事や活動の性質上、本名や住所を出す必要が出てきますよね。
ネット販売を行なうときは特定商取引法により販売業者・販売責任者の表示が必要です。

(2013/2/20追記) 通称名を検討されている方向けのまじめな情報です。

旧姓、ペンネームなどで仕事をされている方の実際(名刺など)
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/1225155.html?from=recommend

ペンネームで銀行口座を開設する方法 – PayPalビジネスアカウント または ゆうちょ銀行振替口座(ペンネームでフリーライーターをしている方の経験談です)
http://www.wildhawkfield.com/2012/01/blog-post_24.html

なお、個人事業主開業届けを出していようがいまいが、Paypalに本人確認資料を提出すれば、ビジネスアカウントで支払いを受け取ることはできるとのことです。
http://blog.yoshida-ya.biz/?eid=619

<対策>

◆住所や名前を画像で掲載する
画像は文字検索にはひっかかりません。

◆Googleのウェブマスター ツールとrobotテキストを使って、画像検索から外す
これで検索には出ません。この方法はプロフィール写真なども応用できます。

※いずれもネットで検索すれば、具体的な方法が出ています。
※リクエストがあれば、後日、具体的な方法を書きます。

◆住所:○県○市○町(以下はメールにてご連絡します。)と表記する方法もある。
市民団体の方が動物のためのチャリティーカレンダーをネット販売したり、
主婦の方が子供服のネット販売をしているケースで見かけたことがあります。

法律の解釈問題になるので、ここでは突っ込んで書きませんが、
特定商取引法はいわばお客さんを不利益から守るための法律であり、
上記のようなケースでは、お客さんの問い合わせに応じて返答している限り
構わないのではないかと思った次第です。

<その他>

◆yahoo!やmixi,Facebookなどのプロフィ-ルでは、
「公開」が標準になっている項目があるので、登録時に注意!

◆会員登録したら、自動的に名前でホームページが作られて慌てた経験があります。(外国の写真投稿サイトでしたが・・・)

SNSを利用すると、必ずプロフィ-ルページがセットになってついてきます。
一般的に非公開になっているか、「友人」からはどんな風に見える設定になっているか、「友人の友人」からはどんな風に見えるかなど、「登録時に」必ず確認して下さい。


◇メールアドレス(メアド)

いわゆる迷惑メールは、一般的にはほとんどが広告メール(スパムメール)です。
困るのは、問い合わせなどの大事なメールがまぎれてしまうこと。

yahooメールやGmailを受け付けない設定にしている所もあるようですが、
現在はGmailを使う人も多いので、方法としてはなるべく避けたいですよね。

<対策>

◆メアドを画像にして掲載する
画像にすれば、自動的にメアドを収集しているシステムにはひっかかりません。

◆ブログなどでメアドを書くときは@を書かない。
「info☆yourdomein.com ←☆を@に変えて下さい」のように書く。

「エンティティ化する」という方法もあるそうです。
http://www.infomake.org/article207.htm

◆メールフォームを使う
広告が入ることが気にならなければ、無料で使えるものがあります。
ちなみに私は、運営サイトの性質に応じて3社を使い分けています。
スマホに対応しているか、SSL通信に対応しているか、英語表記ができるかなど。
お申込みフォームとして使うこともできるので、色々研究してみて下さい。


◇スパムコメント、スパムメールを見えない状態にする

本当にスパムコメント、スパムメールなら、最初から見えなくしてしまう。
来たことすら分からない。これが精神衛生上理想的です。

<対策>

◆Gmailを使う
迷惑メールフォルダを見ない限り、「迷惑メール」(6通)などと表示されません。
迷惑メールフォルダに入ったメールは30日後に消去されます。

◆スパムコメントを隔離する機能があるブログを使う(ココログなど)
このブログは以前@niftyのココログというブログサービスを使っていました。
スパムコメントは、迷惑メールフォルダのように別のフォルダに入ります。
そして、Gmail同様、30日後に消去されます。

>>次回に続きます。(◇いざというとき◇普段からの対策etc)