湖西の里山から・背後に迫る「ナラ枯れ」

ナラ枯れの山

紅葉?実は・・・「ナラ枯れ」の山です。
ナラ枯れとは、樹木の伝染病によって、ナラやシイ・カシの広葉樹が大量枯死することをいいます。

前回お届けした「栗原」から、背後の山を撮影したのがこの写真。
滋賀県大津市伊香立上龍華町の辺りになります。

近畿地方では、滋賀県大津市、高島市だけでなく、京都御苑、京都市の大文字山などの東山一帯、下鴨神社の「糾の森」(世界遺産)、伏見稲荷大社、神戸の六甲山系、奈良の若草山周辺、などで大きな問題になっています。

↓最近の新聞報道を挙げておきます。
asahi.com(朝日新聞社):集団枯死「ナラ枯れ」拡大 菌運ぶ害虫の駆除追いつかず(2010年10月31日)


里山の荒廃が進み、高齢の樹木が利用されずに放置されると、カシノナガキクイムシという甲虫が繁殖しやすくなります。

この甲虫が、ナラ枯れの原因となるナラ菌を媒介し、木を枯らしてしまうのです。
枯死した木が放置されると、カシノナガキクイムシが繁殖し、ナラ枯れが周囲に広がっていきます。

高温少雨の年には、森が弱っていることから、被害が大きくなると言われています。
ナラ枯れは、里山の荒廃と高温少雨がもたらした、山の悲鳴のように思えてきます。

撮るのがつらい一枚でした。

↓一目でわかる「ナラ枯れ」の解説はこちら
林野庁/ナラ枯れ被害

↓参考にさせていただきました
ナラ枯れの被害をどう減らすか-里山林を守るために-(PDF・森林総合研究所関西支所製作)


堅田周辺の町/Towns around Katata 019
栗原~伊香立(滋賀県大津市)の写真 「湖西の里山から・背後に迫る「ナラ枯れ」
(滋賀県大津市伊香立上龍華町付近)」  2010.09.25 12:15 ■撮影地:滋賀県大津市栗原

↓撮影地・栗原と、このブログの舞台・堅田の地図です。


大きな地図で見る

In Japan, Japanese oaks are dying in large quantities by the infectious disease of tree,Raffaelea quercivora.
photograph of Kurihara and Ikadachi,Otsu,Shiga,Japan  2010.09.25 12:15
“Japanese oaks are dying in large quantities by the infectious disease of tree,Raffaelea quercivora”



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