HDDからSSD/HDDへの換装手順(CドライブのみSSD移行)2:フォーマットの方法とDドライブのクローン(2TB超HDDへのMBR⇒GPTクローン)

HDDからSSD/HDDへの換装手順、続編です。

新品のSSDまたはハードディスク(HDD)をPCに認識させるためには、フォーマットが必要と言われます。

新品のSSD/HDDをHDDスタンドで外付けすると、ディスクとして認識されません。「コンピュータの管理画面」を開くと「未割り当て」と表示され、「ディスクを初期化してください」画面が出るのが通例です。

しかしクローン新品のSSD/HDDを使うときは、フォーマットする必要はありません。そのまま、クローンソフトを使ってください。

一例
・CドライブHDD 500GB⇒SSD 250GBへクローン(新品SSDのフォーマット不要)
※実際のHDD使用量<SSDの容量に収まる場合なら、フリーソフトを使って移行が可能。

・DドライブHDD 500GB⇒2TBまでのHDD へクローン(新品SSDのフォーマット不要)

ただし、今回取り上げるMBR⇒GPTクローンでは、フォ-マットを行いました。
・DドライブHDD 500GB⇒HDD 3TBへクローン(新品HDDのフォーマットを実行※)

※補足:特に初めての場合は、フォーマット(GPT)⇒クローンが分かりやすくて無難かと考えています。ただし、この部分については、1TBから3TBのHDDへの引っ越し(ほげほげ日記)のように、フォーマットせずにクローンし、パーティションソフトでMBRからGPTに変換する方法も可能だと思います。

 

移行のおおまかな流れ

Windowsを起動したまま、HDDスタンドとクローンソフトを使ってWindowsはSSDに、データ(画像など)は新しいHDDに移す。・・・ココの話

PCの電源を落としてPC内部にあるHDDを取り外し、SSDと新HDDを取り付けて、Windowsを起動させる。

PCで微調整とSSDの最適化を行う。
※今回使用したのはすべてフリーソフトとWindows付属ソフトです。

 

筆者の環境

・Dell Precision T1500(デスクトップ(正確にはワークステーション))
・Windows7 professional 64bit (Service Pack 1適応済)
・一台のHDD(1TB)を、(C:)500GB(D:) 500GBとして使用

全体目次

(1)HDDの中味をどうやってコピー(クローン)するか?
(2)SSDの選び方(容量・事前準備)と、移行に必要なもの
(3)HDDの選び方~Windows7(Service Pack 1以前の発売モデル)ならではの悩み
(4)データ(D:) HDD 500GB⇒新HDD 3TBに移行~ハードディスク2TBの壁と、MBR⇒GPTクローン
(5)システム((C:)+「システムで予約済み」)HDD 500GB⇒SSD 240GBに移行する方法
(6)HDD⇒SSD+新HDD に移行したことをWindowsに認識させるには?
(7)パーティションの調整(3TB全部を(D:) にする)
(8)SSDの最適化

HDDからSSD/HDDへの換装手順(CドライブのみSSD移行)1:事前準備編
事務所で使っているWindows7パソコン。ハードディスク(HDD)の調子が良くないため、先日HDDからSSDに交換(換装)しました。システム(Cドライブ+@)はSSDへ、データ(Dドライブ)は新しいHDDへクローンし、現在はSSDと新しいHDDを併用して使っています。SSDに置き換えても、もとのHDDはそのまま使いたい、あるいは大容...

Dドライブクローン編(目次(4)に対応)

(4)データ(D:) HDD 500GB⇒新HDD 3TBに移行

☆ハードディスク2TBの壁とWindows7

※従来からのフォーマット形式「MBR」では2TBまでしか認識しません。「ハードディスク2TBの壁」と呼ばれます。

⇒2TBまでのSSD/HDDを扱う場合は、特に考えなくていい話です。該当しない方は、読み飛ばしてください。

※フォーマット形式を「GPT」にすれば、2TBを超えるディスクも認識されます。

※ところが、Windows7で2TBを超えるHDDを「起動ディスク」(いわゆるCドライブ)として使うには、 64bitで、かつマザーボードが対応していなければならないという制約があります。XP、Vista、7でどうなるかは下記記事をご参照ください。

大容量 HDD 導入時には注意!「2TBの壁」|フェンリル デベロッパーズブログ

ただし、Dドライブとして使う分には制約はありません。そこで筆者のケースでは、Dドライブとして使用します。まずは、新HDD(3TB)を「GPT」へフォーマットします。

 

☆フォ-マット方法

「コンピュータの管理」画面を表示させます。

表示方法:「スタート」ボタンをクリック⇒「コンピュータ」を右クリック⇒「管理」を選択。左側の欄から「ディスクの管理」を選択。

↓ディスクの初期化画面が同時に出てきます。今回は容量が2TBを超えるディスクなのでGPTを選択し、OKをクリック。(※2TBまでのディスクはMBRにしてください。)

↓「未割り当て」の上で右クリックし、「新しいシンプルボリューム」を選択。

↓新しいシンプルボリュームウィザードが起動します。「次へ」をクリック。

↓複数のシンプルボリューム(たとえばDとE)に区切りたい場合は、数値を指定してください。ここでは1つのボリュームにするので指定値そのままにしています。

↓現在あるドライブ(Dなど)と被らない文字を指定してください。なお、クローン後にDへ変更することが出来ますので、ご安心を。

↓Windows Vista/7/8/8.1はNTFSで。アロケーションユニットサイズは規定値で構いません。ボリュームラベルは好きな名前をつけてください。今回は初回フォ-マットなので「クイックフォーマット」はチェックを外します。

↓「完了」をクリックするとフォ-マットが始まります。3TBで一晩かかりました・・・。

 

☆2TB超HDDのMBR⇒GPTクローン(クローンソフトの選択)

※ここで問題が一つ。今までのHDDは「MBR」形式でフォーマットされています。

⇒「MBR」のHDDから「GPT」のHDDへクローンができるか?できるソフトは意外と少ないです。色々試してみたところ、可能だったのは、AOMEI Backupper標準版(フリ-ソフト)でした。Windows 10/8.1/8/7/Vista/XP対応。

サーバの場合や、機能によっては、有料版になります。こちらでご確認ください。
http://www.backup-utility.com/jp/edition-comparison.html

 

☆2TB超HDDのMBR⇒GPTクローン(クローンソフトの手順)

前回ご紹介したHDDスタンドを使ってPCに新HDDを接続した状態で、AOMEI Backupper標準版を起動させます。

↓「クローン」をクリックし、「パーティションクローン」を選択します。

↓ソースとして、クローンしたいボリューム(ここではD:)を選択します。

↓クローン先として、新しいHDD(ここではH:)を選択します。

↓「はい」を選択。

↓「開始」をクリックすると、クローンが始まります。

↓ (D:)と全く同じものが出来ました。(H:)と表示されているボリュームです。

もしMBRでフォーマットやクローンをしても、データを残したままMBRからGPTに変換する機能がAOMEI Backupperにはあるそうです。私がMBR⇒GPTクローンの方法を探していて、一番最初にたどり着いたのが、この方の記事でした。サーバーで業務使用されている場合は、特に参考になると思います。

データを残したままMBRからGPTに変換する

 

その他、参考になるサイトのご紹介

3TBハードディスクの使用法大検証、2TBの壁も再チェック

新しく買ったHDDが認識しない/WindowsでHDDを認識・フォーマットする方法

Windows 10/8/7でGPTディスクにMBRディスクをクローンする方法

 

▼続編はこちら

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