旧坂田郡伊吹町の「マンホールのふた」~早春の滋賀県米原市大久保から(4)

伊吹町のマンホールのふた

伊吹山の麓にある大久保集落にて、惣持寺(長尾寺)からの帰り道を歩いていたときのことです。坂道を下ったところに見事なマンホールのふたを見つけました。「いぶき」とあるので、市町村合併前の旧伊吹町時代からのデザインのようですね。

このあたりはもともと坂田郡伊吹町と言われていたところです。ウィキペディアには「平成17年(2005年)2月14日 – 山東町・伊吹町・米原町が合併して米原市(まいばらし)が発足し、郡より離脱。(1町)10月1日に近江町が米原市に編入。同日坂田郡消滅。」とありました。

『伊吹町史』で調べてみると、町の花はツツジ、町の鳥はウグイス、町の木はカイズカイブキとありました。どうやら、マンホールに描かれているのはツツジとウグイス、伊吹山とカイズカイブキのようですね。

伊吹町のマンホールのふた

こちらも大久保で見つけたマンホールのふたですが、先程のものとは印象が違います。こちらのほうが新しいようで、先ほどのものより線がシャープで角ばった印象です。

2005年1月27日当時の伊吹町ホームページを、国立国会図書館ウェブアーカイブで見つけました。「伊吹町の概要」というページに、町の花・鳥・木のことが書いてあります。まるでネット上のタイムカプセルみたいで、なんだかうれしくなってしまいました。

伊吹町の概要(国立国会図書館ウェブアーカイブ)

大久保集落

帰り際に大久保集落にて撮影した一枚です。また伺えるのを楽しみにしています!

次回は、大久保より姉川沿いに北上した甲津原(こうづはら)の風景をお届けします。奥伊吹として知られる甲津原とその周辺は、「東草野の山村景観」として国の重要文化的景観に指定されています。

Manhole of Ibuki town (Okubo,Maibara city,Shiga prefecture,Japan).
Copyright(c) Jun Kanematsu/junphotoworks.com(兼松純写真事務所)