雪の比叡山延暦寺・根本中堂から西塔まで歩く(2016年1月20日撮影)

雪の日の坂本ケーブル車内
1月20日は滋賀県南部でも雪になりました。雪の日の撮影でずっと行きたいと思っていたのが、比叡山延暦寺です。雪の降り具合を見計らって、20日午前、門前町・坂本(滋賀県大津市坂本)から坂本ケーブルで比叡山へ向かいました。

坂本ケーブルは、比叡山の僧侶や売店等で働いている方の生活・通勤路線でもあり、年中無休で運行されています。終点のケーブル延暦寺駅からは、除雪されている歩道を10分ほど歩いて、比叡山延暦寺(東塔エリア)に到着しました。

雪の日の根本中堂
根本中堂は雪の中。なお2016年1月現在、根本中堂は平成の修復工事中です。

根本中堂一帯は、比叡山延暦寺の主要3エリアのうち、東塔(とうどう)と呼ばれる区域です。ここから西塔(さいとう)まで、東海自然歩道を歩いて撮影しました。普段は東塔から徒歩30分と言われる距離ですが、なんせこの雪・・・1時間近くかかりました(※この先は登山靴・防水スパッツ・防寒具必須です)。

雪道
弁慶水(名所)の先から、人の足跡がなくなりました。自分で道を作りながら進みます。怖いのは階段の段差が見えづらいこと。写真奥の橋を渡るときが最初の難所でした。

石段・下り
西塔の中心部へと続く石段です。ここも難所でした。でもね、思いがけずきれいな風景に出会うのはこういう場所で、みんなにぜひ紹介したいと思うから、私は山の中を歩いています。それに、歩いて写真を撮っていると、不思議と元気になれるんです。

写真を始めた頃、よくハイキングやお寺めぐりに誘ってくれた友人がいて、とても気晴らしになりました。高校時代の同級生です。その頃、私は公私共に大変なことが続いて、落ち込み気味でした。その後友人にも大変な時期があって、かける言葉が見つからないのだけれど、またいつか一緒に歩けたらと思っています(^-^)/

石段・登り
来た道を振り返ったところ。木に積もった雪が幻想的な美しさでした!(余談ですが、途中から結構段差がありまして、足の短い筆者には帰り道(登り)が大変でした。)

西塔へ続く道
長い石段を降りると、お堂の脇に出ます。雰囲気のある道を進み、山中へと入ります。

石灯籠の並ぶ道
来た道を振り返ったところ。石灯籠の立ち並ぶ道をしばらく歩きました。ここは比叡山の参道であると同時に、東海自然歩道でもあります。

にない堂
ついに、常行堂(にない堂)が見えてきました!

にない堂
雪の降る中、誰もいないにない堂

渡り廊下に弁慶が肩を入れて担ぎ上げたという伝承から、「にない堂」と総称されます(左が常行堂、右が法華堂)。

この渡り廊下の奥は石段があり、釈迦堂(西塔の中心になるお堂)の前に出ます。釈迦堂の先が、2013年にご紹介した横川(よかわ)エリアです。当時は横川から千日回峰行の道を歩いて飯室谷に下り、坂本まで歩いております。

◆今回の撮影地:比叡山延暦寺(滋賀県大津市坂本本町)
◆使用機材:Nikon D7100+AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6 G ED VR(ご参考までに書いてみました。2400万画素かつ防水仕様で、上記レンズとあわせて重さ1.2kg。そのおかげで、筆者にとっては山で使える一眼レフです。今回は気温0度前後で悪天候の中、2時間ほとんど電源ON状態で撮影し続けてくれました!ありがとう!)

付記:現像が終わったので、いつもより夜遅いけどブログにUPしておきます。
Copyright(c)Jun Kanematsu/junphotoworks.com(兼松純写真事務所)