滋賀県甲賀市・油日神社の大宮ごもり(夜の祭事、夕刻から灯される千数百のあかりを撮影してきました)

油日神社の大宮ごもり-1
きのうの夜は、三重県に近い油日(滋賀県甲賀市)に行ってきました。

油日神社の大宮ごもり-2
油日神社の大宮ごもりは、9月11日に油日岳山頂で徹夜で神火を焚き、
13日夕方から深夜まで神社で灯明を点し、油の神様に祈祷をする祭事です。
13日の18時前から千数百の灯明が点され、境内や参拝者を照らします。

油日神社の大宮ごもり-3

油日神社の大宮ごもり-4

油日神社の大宮ごもり-5

油日神社の大宮ごもり-6

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以前昼間の撮影で、後ろから腕をつかまれて暴言を吐かれたことがあり、
男性カメラマンがたくさん集まる場所や、夜の撮影は控えていました。
いつまでも抱えているのは嫌だったので、思い切って行ってきました。

三脚担いで、蒸し暑い中を大汗かいて歩くのは、撮影が好きなので苦になりません。
だから、行けない事のほうが苦しかったです。

草津駅でJR草津線に乗り換えて、油日駅まで42分。
油日神社までは、駅から徒歩で30分。
駅は無人駅で、道中もほとんど人に会いませんでした。
田んぼと民家の点在する一本道で、帰りは真っ暗です。

いつもはこういう撮影の仕方はしないのだけれど、
そうしなければいけないときもあります。

大宮ごもりは、白洲正子さんの『近江山河抄』にも出てくる大事な場面。
油日神社は映画『大奥』の撮影にも使われた素晴らしい神社だと聞いていたので、
ぜひ伺いたいと思い、実現した撮影となりました。

今回も地元の方にご協力いただき、無事に乗り切ることができました。
行ってよかったと、心の底から思います。(撮影日:2013年9月13日)

油日神社の大宮ごもり-8

油日神社の大宮ごもり-9

油日神社の大宮ごもり-10

『近江山河抄を歩く』シリーズは、大津市真野普門の曼陀羅山(古墳)の後編に続きます。

2013年9月に、
・高島市(近江の厳島「白鬚神社」、鵜川四十八体石仏群、大溝城跡、乙女が池)
・甲賀市甲南町(忍者の里・竜法師「甲賀流忍術屋敷」、和邇氏の姫を祀る「矢川神社」)
・甲賀市油日(油の神様「油日神社」など)を、撮影済みです。
※今回の写真は改めて、シリーズの中でご紹介します。

今後、
・高島市安曇川(彦主人王御陵と鴨稲荷山古墳、近江聖人「中江藤樹」ゆかりの地)
・大津市葛川(明王院)
・修験道の山「飯道山」と紫香楽宮跡などを、撮影予定です。

UPまでしばらくお待ち下さい。

油日神社の大宮ごもり-11

☆光を中心に撮る場合の、夜景撮影のコツ(※花火や星空も基本的に同じです)

設定

・MF/マニュアルフォーカス(※一眼レフレンズのAF,MFの切り替えも忘れずに)
・ISO100~200(※大きくても400くらいまで)
・F値は8程度
・BULB/バルブ撮影(※一眼レフカメラの使用説明書に設定方法が書いてあります)
・カメラのノイズ低減機能をオンにする(※同上)
・三脚を使う(※使えない場合は、カメラを本の上に置く等固定するか、ISO1600以上にする)

実践

・露出を液晶画面等で確認しながら、シャッタースピード10秒程度で撮ってみる。
(花火だと5秒程度で構いません。)
・周囲の明るさや被写体により違ってくるので、設定を変えて何度も撮影する。
・沢山撮って、場数を重ねて、感覚を掴んでください。