早春の奥伊吹、セツブンソウ自生地を訪ねる(滋賀県米原市大久保/2017年3月16日撮影)

早春の大久保集落とセツブンソウ自生地

伊吹山麓のセツブンソウ自生地である、滋賀県米原市大久保を再訪してきました。
2月19日に訪問したときは、↓ご覧のとおりの雪でした。

集落の左側に見えているのが、日本史に「姉川の合戦」として出てくる姉川です。
奥に見えているのは伊吹ではなく、七尾山です。

雪の大久保集落とセツブンソウ自生地

(↑2月19日撮影↓)

セツブンソウ自生地入り口


セツブンソウ自生地入り口

セツブンソウ自生地の入り口です。地元の方が長年整備をされています。この日は、偶然出会った地元の方に、セツブンソウは種から花が咲くまで4年かかるとのお話を伺いました。

↑この看板の横に任意の募金箱があります。ここを訪れる皆さまのお気持ちをお寄せいただければ幸いです。

セツブンソウ

雪は解けてセツブンソウが咲いていました。直径2cmほどの、かわいらしい白い花です。

セツブンソウ

セツブンソウ

セツブンソウ


陰に残る雪

陰には雪が残っています。行かれる方は足元に気をつけてくださいね。

早春の大久保集落

2月に来たときは咲き始めだった紅梅の花に、また逢うことができました。

早春の大久保集落

秋葉神社

大久保の皆さま、今年もありがとうございました!

◇撮影日:2017年3月16日(木曜日)
◇撮影地:滋賀県米原市大久保 (Okubo,Maibara city,Shiga prefecture,Japan).

Copyright(c)Jun Kanematsu/junphotoworks.com(兼松純写真事務所)

 

▼大久保のセツブンソウと峠のシシ垣

伊吹山麓のセツブンソウと春の花、「峠のシシ垣」(滋賀県米原市大久保)~2014年3...
(ブログ上で)旅に出て、堅田から滋賀をぐるっと回ってこようと思ったのが、昨年の3月。比叡山横川から回峰行の道を駆け下りて以降、どんどん奥地に出かけている気がします。道草続きで、なかなか関ケ原(次回予定)&堅田までたどりつけない管理人ですが、桜の咲くころにはいったん堅田に戻ってこようと思っていますの...

▼大久保の散策地図

【伊吹山麓】セツブンソウふれあい月間&ふれあい祭りの情報(2016年2~3月、滋賀...
伊吹山麓・大久保のセツブンソウを見に行かれる方への情報です。セツブンソウふれあい月間【期間】2016年2月1日(月)~2016年3月31日(木)【場所】米原市大久保地区一帯 (滋賀県米原市大久保845)◎期間中は自由に見学できます(※地元の御好意で無料駐車場・トイレあり)。◎開花状況(観光協会へのリンク)⇒長浜・米原...

 

鞍掛神社と梅の花-2017年3月/滋賀県大津市衣川

鞍掛神社境内

3月初め。いつものように白梅の花が咲き始めました。

鞍掛神社の梅


鞍掛神社の梅

2日後に同じ場所でもう一度撮影。つぼみがだいぶふくらんでいます。

鞍掛神社

鞍掛神社(滋賀県大津市衣川2丁目)は、陽成天皇の勅命によって882年に創建された神社で、祭神は弘文天皇です。衣川(きぬがわ)という土地は、天智天皇の子・大友皇子(弘文天皇)が最期を迎えた場所という伝説が残る場所です。

鞍掛神社の伝承は、日本書紀とは異なります。壬申の乱で敗れた大友皇子は、従者と共に衣川の地に落ち延びました。皇子は乗ってきた馬の「鞍」を柳の木に「掛」けると、自ら命を絶ったと伝わっています。

伝承では、大友皇子の最期をみとった二人の侍臣がいて農民となって衣川に定住しました。その子孫は同じ名字(中村姓)を名乗るようになり、鞍掛神社の氏子がその末裔だと言われています。

鞍掛神社境内の緑

鞍掛神社と静寂

緑がとても美しく、落ち着いた気持ちになれる境内です。

鞍掛神社の梅

衣川の梅をめぐる旅(梅宮神社の節句祭、衣川天満宮の梅鉢の紋と梅の花)は、今回の鞍掛神社で一旦締めくくりです。(衣川の稲荷神社もご紹介したいのだけど、後になるかもしれません。)

最後に、鞍掛神社ゆかりの場所が近隣に点在するので、ご紹介しておきますね。

鞍掛神社があるのは、堅田駅に近い閑静な住宅街(衣川台)の中です。
衣川台の住居表示看板の前からJR湖西線の高架を見下ろすと、畑の奥に小さな地蔵堂があります。(↓下の写真の中央やや右に地蔵堂あり。)

鞍掛神社ゆかりの地蔵堂


鞍掛神社ゆかりの地蔵堂

写真は、衣川の地蔵堂の前から天神川・明神橋方面を撮影。雪の比良山系が見えています。

大友皇子(弘文天皇)は、壬申の乱後、現在地蔵堂のあるこの場所で自刃したという言い伝えがあります。伝承のとおりなら、皇子が乗ってきた馬の「鞍」を「掛」けた柳の木がここにあったことになります。

地蔵堂の中にある由来文には「以来1340年にわたり、侍臣の子孫である中村一族により、この地蔵をお守りしています」とありました。

衣川城跡/衣川のお地蔵さんと鞍掛神社の伝承 (滋賀県大津市衣川)
滋賀県大津市衣川に、琵琶湖の見える閑静な住宅街があります。衣川台です。JR堅田駅から高架に沿って歩き、天神川の明神橋を渡って歩くこと、約20分。先日ご紹介した鞍掛神社へ続く坂道を登っていくと、右手に児童公園があります。公園の入り口近くには、なんと、「衣川城跡」の石碑が!突然出合った歴史ミステリー、ず...

鞍掛神社参拝道道標

JR堅田駅から徒歩で約1kmのところに、鞍掛神社参拝道の道標があります。
先日ご紹介した衣川八幡宮から天神川(明神橋)を渡ると、横断歩道の向こうに見えます。

ここから坂道を直進してアオタニサッシさんの角を右折。坂を上り児童公園の先で右に折れると、寺院の駐車場の奥が鞍掛神社です。地蔵堂・道標とも、神社から数百メートルの範囲内にあります。

衣川の4神社(衣川天満宮、鞍掛神社、梅宮神社、稲荷神社)はいずれも近隣にあるので、一緒に訪ねるのもお勧めです。

撮影地:鞍掛神社(滋賀県大津市衣川2丁目28-1)
撮影日:2017年3月3日(金)および同年3月5日(日)
Kurakake shrine and Japanese apricot,Prunus mume.

Copyright(c) Jun Kanematsu/junphotoworks.com(兼松純写真事務所)
写真および文章の無断転載・複製・二次使用を禁じます。

 

鞍掛神社と梅の花(滋賀県大津市衣川)
初めて鞍掛神社を訪ねたのは、2013年の3月。静まり返った境内を、梅の花が咲いていました。その佇まいが深く印象に残ったので、また梅の咲く時期に訪ねたいと思いながら3年ぶりに訪ねると、6本ある梅の古木が変わらず迎えてくれました。鞍掛神社は衣川台という住宅地の一角にあります。参道に足を踏み入れると空気が一変...
大津市衣川/鞍掛神社 2013年例祭の写真(前編)~大友皇子最期の地の伝説が残る神...
陽成天皇の勅命によって882年に創建された鞍掛神社(滋賀県大津市衣川)。天智天皇の子、大友皇子(弘文天皇)が最期を迎えた場所という伝説が残る場所です。場所は堅田のお隣、衣川(きぬがわ)の高台にあります。皇子の命日は7月23日とされるため、鞍掛神社では毎年7月に例祭を行なっています。天智天皇を祀った近江神...

 

衣川天満宮と梅の花(滋賀県大津市衣川)

堅田駅から徒歩約1.3km、明神橋近くに衣川天満宮(きぬがわてんまんぐう)があります。
3月3日に明神橋を渡るとき、参道奥の階段脇で、梅の花が咲いているのが見えました。

うれしくなって駆け寄って撮影して見たけれど、あいにくの曇り空。
2日後にもう一度来ることにして、境内を散策しました。


このとき初めて気が付いたのが、神輿の倉庫に描かれた「梅鉢の紋」です。梅鉢は菅原道真の子孫が家紋に使ったと言われる紋で、天満宮の社紋でもよく使われています。

▼全国の主な天満宮の社紋(長岡天満宮さんのサイト、参考になります。)
http://www.nagaokatenmangu.or.jp/saijin/saijin04.html


2日後の3月5日。晴れました!衣川天満宮の梅の花もきらきら輝いています。

階段を上って境内へ向かいます。


衣川天満宮。学問の神様、菅原道真公を祭っています。


境内の稲荷神社には、「天」と読める石が祭られています。
この石のことは、地元の方から教えていただきました。


この日はもう一度梅の花を撮影した後、同じ衣川の鞍掛神社に寄って、それから梅宮神社の節句祭(前回掲載)に向かったのでした。

2017年3月5日は、二十四節気の一つ・啓蟄(けいちつ)でした。もうすぐ春ですね。

「啓」は「開く」、「蟄」は「虫などが土中に隠れ閉じこもる」意で、「啓蟄」で「冬籠りの虫が這い出る」(広辞苑)という意を示す。春の季語でもある。啓蟄 – Wikipedia

撮影地:衣川天満宮(滋賀県大津市衣川3丁目4)
撮影日:2017年3月3日(金)および同年3月5日(日)
Kinugawa tenmangu shrine and Japanese apricot,Prunus mume.

次回予告:引き続き、大津市衣川の梅の花(鞍掛神社)を掲載します。

Copyright(c) Jun Kanematsu/junphotoworks.com(兼松純写真事務所)
写真および文章の無断転載・複製・二次使用を禁じます。

 

▼衣川の桜

滋賀堅田の桜、一挙大公開!(前編・真野の中村八幡宮と衣川の鞍掛神社周辺を含む)
4月12日(火)に、堅田駅周辺の桜を訪ね歩いてきました。堅田という名前のブログながら、なかなか堅田へ来れないもどかしさがありました。今年の桜撮影の〆に、中村八幡宮の桜に会いに行こうと決めていました。中村八幡宮があるのは真野ですが、堅田駅も真野にあります。どちらも私の好きな町です。堅田の桜は大津市内よ...

▼衣川の紅葉

衣川から堅田の紅葉―梅宮神社・天神川・衣川天満宮・浮御堂(2015年12月8日撮影)
紅葉写真の掲載が遅くなってすみません。こちらは堅田のお隣・衣川(きぬがわ)にある、梅宮神社の紅葉です。JR堅田駅は写真の右方向になります。(撮影日:2015年12月8日)紅葉もそろそろ終わりなのかな、と思いつつ、本拠地(南草津)から堅田へ出かけると、JRの車窓から見えたのが見事な紅葉。「梅宮神社だ!」と...

 

子授け・安産・縁結びの神様、梅宮神社の節句祭(滋賀県大津市衣川・2017年3月撮影)

梅宮神社の節句祭

滋賀県大津市衣川(きぬがわ)の梅宮神社は、鎌倉時代(正応5年・1292年)に京都の梅宮大社の分霊を勧請した神社で、子授け・安産・縁結び、酒造の神として信仰を集めてきました。

その節句祭が2017年3月5日(日)に行われたので、撮影に伺ってきました。

地域に残る祭りの豊かな文化と様式美、美しい自然と町・神社をご紹介したくて、これまでも大津では堅田の供御人行列や小野のしとぎ祭比良八講山王祭などを撮影しています。

一般の方のお顔が正面から写った写真は掲載しない(背中の写った写真を中心にする)ようにしていますが、不都合等ありましたらご連絡いただければ幸いです。

なお写真2枚目から6枚目は、3月3日に事前に撮影したものです。
写真は全部で34枚あります。続きを読む →

【琵琶湖畔・史跡めぐり】春の散歩ジウム開催のお知らせ(2017/3/12(日)10時~@堅田浮御堂周辺☆蓮如粥の昼食付)

これが、琵琶湖の上に建つ寺、浮御堂です。

早春の堅田を散策するイベントが開催されます。主催者様からご案内をいただきましたので、例年通り皆さまにお知らせします。

びわ湖堅田湖族の郷 春の散歩ジウム(史跡めぐり)

■日時:2017年3月12日(日) 午前10時~午後3時(小雨決行)(受付開始9時30分~)
■集合場所:JR堅田駅東口(京都駅からJR湖西線にて約20分)
■参加費:お一人¥1500(昼食「蓮如粥」・拝観料等含む。当日受付にて受領)
※毎年3月第2日曜日に本福寺で蓮如忌が営まれ、蓮如粥が振舞われます(有料)。

■主催:びわ湖堅田湖族の郷(こぞくのさと)
■お問い合わせ:湖族の郷資料館(電話077-574-1685) 続きを読む →

当ブログのサイトマップを公開しました

遅ればせながら、当ブログのサイトマップを作りました。
ブログの一番上に表示されるメニューバーに追加してあります。

既に記事数が1600を超えているため、非常に長いサイトマップとなっています。
そのため、半数以上を占める堅田の写真を最後のほうに入れています。

チャレンジャーの方は、ぜひ覗いてみてください。
サイトマップは↓こちらからどうぞ。
http://katata.info/auto-sitemap/  続きを読む →

雪の奥伊吹、セツブンソウ自生地を訪ねる(滋賀県米原市大久保/2017年2月19日撮影)

雪の大久保集落とセツブンソウ自生地

伊吹山麓のセツブンソウ自生地である、滋賀県米原市大久保を訪ねてきました。
2017年2月19日(日曜日)の昼過ぎに撮影した写真です。
セツブンソウ自生地である高台は、ご覧の通りの積雪です。30cmはありました。
続きを読む →

雪の近江鉄道1・八日市駅(2017年2月12日撮影・滋賀県東近江市)

雪の近江鉄道八日市駅

先日の日曜日、雪の中を湖東(滋賀県東部)の撮影に行ってきました。

ちなみに、この日は滋賀県南部の大津市・草津市は晴れで、雪は残っていませんでした。野洲市を過ぎるとしぐれて、近江八幡市に入ると一面の雪でした。近江八幡駅で近江鉄道に乗り換えて、八日市駅まで向かいました。

続きを読む →